厄介な振り遅れ。どうすれば直せるのか?

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振り遅れとは、ゆっくり振るのではなく振る準備ができていないのにインパクトを迎えてしまう打ち方のことです。

どうしたらこの振り遅れを防ぐことができるのでしょうか。

伸びしろのあるゴルファー

伸びしろのあるゴルファー

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ゴルフというゲームは、何も教えられなくても、そこそこできるようになるゲームです

そういう言い方をすれば、テニスや野球も同様に見様見真似でできます。しかし、水泳でカナヅチなら、これは泳げないからできません。

ゴルフでは、ごまかしているわけではないのですが、体が適当に対応してくれるから、何となくできていたり、運動神経がいい人は体が開いたり、手が浮いたりしても上手く打ててしまいます。

ところがあるレベルに到達してくると、ミスが出て成長が止まります。

例えば、林の中から球を低く出して、しかも150ヤードだけ刻むとか、ベアグラウンドからミドルアイアンで、ある程度距離を出してセカンドを打つ、または、20ヤード先の頭より高い砲台グリーンのピンに寄せていく、などです。

正しく、合理的で、誰もが納得して使える打ち方を学ぶようになります。

それが、90を切るあたり、ハンデ20前後のプレイヤーではないかと思います。

最も伸びしろのあるゴルファーと言えます。

振り遅れするゴルファーの特徴

振り遅れするゴルファーの特徴

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いつも80台で回るゴルファーとの違いは、ベーシックなポイントを何点か用意しているか否かで決まります。

見るからにとても身体能力の高いスイングをしていて、それを裏付けるようにヘッド挙動を見るとインサイドアウトのインパクトができていますし、シャフト挙動はタメをしっかり使っていてパワフルなインパクトをしています。

ヘッドスピードも速く、飛距離は200ヤードを超えています。

しかしオープンフェースのインパクト。アウトサイドインに振っているわけではありません。

進入角度がインサイドアウトで、振り遅れのインパクトに直面していると思われます。

プレイヤー自身も、空手チョップを水平に使うような感覚を、バックスイング中に感じています。

フェース面がまっすぐであるとの確証が、いつも得られないのです。

振り遅れればフェースが開いてインパクトを迎えますから、いろいろなケースでのミスを誘発します。

例えば、つま先上がりではダフることが多く上手く打てないが、つま先下がりでは割と打てる。

平地で、ティーアップしたドライバーショットではゴルファーのよくありがちな、インパクトで合わせる方法で上手く切り抜けていると思われます。

しかし、つま先下がりで左足上がりのような、複雑な傾斜のライなどでは途端にミスショットが多くなります。

手前からフェースが開かずに、目標方向に向いた状態でインパクトに入ればOKなわけです。

つまり、インパクトの準備が遅れている状態、言い換えれば、振り遅れているわけです。

インパクト周辺で強く戻そうという意識が働いています。

振り遅れを直すには?

振り遅れを直すには?

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インパクトで合わせる意識を捨て、インパクトの前、まずはハーフウェイダウンを意識して、もっと前でインパクトの準備をすることが必要なのです。

そのためには、トップ直後から腕を回旋していきます。インパクトでの調整はしないし、できないという自覚です。

飛行機がタッチダウン(着陸)するイメージで振ります。

インパクトではややハンドファーストになります。つまり左腕が先行してきます、左腕が元に戻らなければフェースが開いたまま当たるのですが、体を開いたり、左手首を甲側に折ったりして、フェースの開きを解消してしまいます。

身体能力の高い人はこうした動きを加えることで、ティーアップしたドライバーであればミスをしないように運ぶことも可能です。

左腕がインパクトで戻らないスイングでは、ダウンスイングでヘッドが落ち、シャフトが寝てしまうのでつま先上がりが苦手になります。

それだけではありません。

インパクト直前で急激にフェースを返す動きが入るので、インパクトゾーンがとても短くなり、ミスが出やすくなるのです。

少しでもライが悪いと途端にミスが目立ってしまいます。

スプリットハンド

スプリットハンド

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スプリットハンドで練習すれば、トップからハーフウェイダウンまでの左腕の使い方が体感できます。

「スプリットハンド」ドリルは、手の使い方とフェースターンが身に付くので、つかまったボールが打てるようになって、飛距離アップにもなります。

左手は通常のグリップで、右手はグリップ真ん中からシャフト寄りの端っこを握ります。

この構えができたら、右手を遠くに持つことで、トップで曲がっていた右腕が、ダウンスウィングの途中辺りからスーッと自然に伸びてくるのがわかると思います。

そしてインパクトからフォローでは、右手が自然にターンをし、フィニッシュでは左ひじがきれいに畳まれていきます。

この時、できるだけビュンと速くスイングをすることです。

ゆっくり振ってしまうと、右腕が伸び始めるタイミングや感じが上手く伝わらないんです。

スプリットハンドにしてクラブを速く振っていくと、「右手が伸びるのって思ったよりも早い段階で始まるんだ」ということや、「フェースターンのタイミングってけっこう早くに右手を使うんだ」ということがわかってきます。

この両腕の使い方がイメージできたら、あとは普通のグリップに握り直して振ってみます。

ダウンスイングで右手を振るタイミングと左腕が畳まれる感覚がわかれば、つかまった球が打てるようになるはずです。

トップからハーフウェイダウンまでは、積極的に左腕を回旋します(反時計回りに捻る)。

それ以降は何もしないのが理想です。
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golf fan

季節感をいつもゴルフで感じています 仲間も多くなり、交友関係も広がりました。 楽しみながら、上手くなっていきたいと思っています。

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Cleveland RTX ZIPCORE 200901-1001
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