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石川遼の復活優勝にマル秘ドライバーあり!?

腰痛により長期欠場していた石川遼が、
日本ツアーの後半戦初戦の
「RIZAP KBCオーガスタ」で、見事に復活優勝!

初日から首位をキープして、
最後は2位に5打差をつける圧勝劇だった。
実は、その優勝のウラには、
日本未発表のマル秘クラブの存在があった!

日本では聞いたことがない、サブゼロって何?

石川遼にとっては、今年の日本ツアー
出場2試合となる「RIZAP KBCオーガスタ」。

初日から首位を守り圧勝したこの試合で、
石川遼は、見慣れないドライバーを使っていた。

キャロウェイゴルフと契約する石川が
使っていたドライバーはもちろんキャロウェイ製なのだが、
それは「XR サブゼロ」という
聞いたことがないドライバーだった。

その正体とは?

あのミケルソンも使用する米国限定モデル。

日本でも発売されている
「XRドライバー」のラインナップは、
「XR16」と「XR16プロ」の2タイプ。

しかし、実は米国では「XRサブゼロ」という、
日本未発売モデルが発売されており、
実は米国ツアーではフィル・ミケルソンが
試合で使っているドライバーなのだ。

特徴は、まずヘッドサイズが小さいことだ。
日本で一般発売されている「XR」と「XRプロ」は、
ともにヘッド体積460㎤と450㎤。
しかし、この「XRサブゼロ」のヘッド体積は、
440㎤と少し小さめなのだ。

ヘッド内部の重心位置に秘密がある!

通常の「XR」と違う点はヘッド体積ではない。

モデル名になっている「サブゼロ」は、
このヘッドの重心位置が、
ヘッド形状から計算される重心よりも
低い位置にあるというのが由来になっている。

また、ソールに2グラムと10グラムのウェイトが
装備されており、これにより弾道の
調整ができるようになっている。

通常、ヘッドサイズが小さいモデルは、
ディープヘッドが多くて、
打球は上がりにくいのだが、
この「サブゼロ」はその弱点を克服しているのだ。

石川遼の復活優勝の陰には、
そんな日本未発売のマル秘ドライバーの存在があったのだ。