屋外・室内・ショートコース……練習場を使い分けて賢く上達しよう!
打ちっ放し編
まずは練習場と言えば、打ちっ放しですよね。ネットで覆われている一般的な練習場です。
場所によって広さは異なり、150ヤード程しかない練習場から300ヤード以上ある練習場まで様々です。
都内では場所があまりないため、野球場をゴルフ場に改修したり、河川敷のスペースに練習場作っているところが多いようです。土地が余っている地方ではまず有り得ません(笑)。
値段に関しては、1球5円~20円といった単価打ちから時間での打ち放題、球数での打ち放題まで様々です。
都内に行けば行くほど、設備が整っていればいるほど1球あたりの価格が高い印象です。
とにかく球数を打ちたいという時は、打ち放題のほうがお得ですよね。
アプローチ練習をする場合も、ドライバー等に比べ体力の消費が少ない分、球数を消費できると思います。
逆に、体力に自信がない方、普段からあまり多く打つことがない方、1球1球丁寧に打つ方は、打ち放題にすると損をすることもあるので、考えて選んでみてください。
練習場によっては、入場料や打席料、夜間であればナイター料金を取るところもあります。
練習にお金がこんなにもかかるスポーツは周りを見てもゴルフだけかと思いますし、可能であれば1円でも得をしたいと思うのは僕だけではないはずです。
お財布とも相談しながらお得にゴルフをしていただけたら幸いです。
練習場によってはレディースデイや若者、シニア等の割引もあったりするので確認してみてみることもお勧めです。
ショートコース編
ショートコースは、100切りを目指している方やスコアがなかなか伸びない方など、すべての方に自信を持ってお勧めしたい場所です。
間違いなくショートゲームが上手くなり、結果、本コースでのスコア向上が見込めます。ゴルフでスコアを安定させるには、ショートゲームが上手くなることが必須ですからね。
アプローチの大切さを痛感することができればスコアアップも近いと思います。
また、本番さながらの緊張感があるのも特徴です。
隣のホールが近く、人がいるところに打ち込むのは避けなければいけない状況だと自然と緊張感が出ますよね。
ショートコースでは天然芝の上から打てることも特徴です。
天然芝では、ミスショットの確認がしっかりできます。ダフってしまったらそのままザックリ。距離はもちろん出ません。
一方、一般的な練習場では、クラブが多少ダフっても人工芝で滑ったり、地面から反発したりする力が働きます。そのためミスショットが出てもわかりにくく、精度良く打てているか確認ができません。
つまり、ショートコースでは、本コースで回っているのと同じ状況でゴルフができるのです。
練習場でいくら上手く打てていても、コースで上手く打てない場合は、ここに原因があるのかもしれませんね。
シミュレーションゴルフ・室内編
シミュレーションゴルフ含め、室内ゴルフのいい点は、季節・天候を問わず快適に練習できる点です。
暑い夏は冷房が効いていますし、寒い冬は暖房が入っている。環境は申し分ありません。
シミュレーションゴルフは、正面にコースの映像を出して自分の球がどう飛んでいるかを見ることができます。
トラックマンのような弾道計測機が併設されていることが多く、スイングスピードやバックスピン量を算出できるため、科学的に弾道やスイングを解析することもできます。
自分に合うシャフトやクラブを選択するための参考にすることができます。
室内練習場は時間で値段が決まっており、30分もしくは1時間単位の料金のところが多いです。
メンバーになれば月々いくら払えばいつでも打ち放題になることが多いです。よく利用するのであればお得です。
まとめ
ゴルフをやっている多くの方は少しでも上手くなろうと練習に励んでいると思います。
社会人の方はあまり時間もなくお金も限られる方が多いと思います。ただし、ある程度球数は打たないと上手にならないですよね。
できるだけ安く、できるだけ時間をかけずに上手になるためには単価の安い練習場を選択する、打ち放題を使用する、シミュレーションゴルフで自らのスイングを紐解く等、視野を広げて行動してみてください。