正しい切り返しが身に付けば、飛距離も方向性も手に入ります!
力の伝え方を身に付けましょう
切り返しが上手くなったら、方向性も距離も数段レベルアップするよと言われています。
腰から始動スイングといろいろな雑誌や情報誌に書かれていますが、これがなかなかできません。
もうかれこれ2年くら言われてるかな。どうも奏son輝です。
クラブをトップまで持っていってからダウンスイングへ移行するまでのちょっとした間のことを切り返しといいます。
トップでクラブの重力を感じてからダウンスイングしましょうと指導してくれる人がいます。この重力とはつまりクラブヘッドの重さのことです。
プロゴルファーの連続写真を見てみると、ほとんど選手がトップの位置でクラブの重さを感じながらその重力と体の回転を利用してボールに力を伝えています。
プロゴルファーの連続写真を元に幾度となく挑戦してみるのですが、私のスイングはその手本通りにはほど遠い未完成品です。
我々アマチュアのほとんどはトップの位置で上半身にガチガチに力が入っていて、重力は一切感じられません。
むしろ両手にチカラが入っているだけでその力みを重さを感じていると勘違いしています。
我々アマチュアによく見られる上半身にチカラが入っているということは、上半身の力でクラブを動かそうとする手打ちです。
こういうチカラが入った手打ちの方は、バックスイングの時点から上半身の力を使っています。
トップでの切り返しを考える前に、チカラを抜いてまずは身体の力でクラブを持ち上げるバックスイングを身に付けましょう。
そうすることで自然にカラダから十分なチカラが伝わり、飛距離につながります。
最初から最後までチカラを目一杯入れてスイングしても、当たればもちろん飛ぶはずです。
しかしながら点でスイングする、一発に賭ける安定感に欠けるスイングになるでしょう。
安定感もあるし、点でなくライン(線)で打つスイングを手に入れてスコアアップに努めましょう。
抜くところは抜き入れるところは入れる
全身の力を抜いてしまってはフニャフャニャスイングになり、ボールも打てません。
しかし1から10までチカラを入れてスイングし18ホールラウンドするのも困難です。
我々アマチュアは、トップで力を抜くというと逆に全身の力を抜き過ぎてしまってだらしない格好になってしまいます。
抜かなくていいところまでチカラを抜いてしまうと無論その後のスイングが上手くいきません。
よく書きますがアドレスは最重要です。
しかし、せっかくアドレスの時点でボールまでの距離と肘と手首の角度を決めても、その後がダメだと元も子もありません。
アドレスからの一連の流れでは必要な力を抜かないようにしましょう。しっかりと自分の形を整えましょう。
アドレスでは肩の力を抜きリラックスしましょう。トップの位置で肩の力だけを抜くと、クラブは自然と身体の正面に振り下ろされます。
この動きが正しいダウンスイングの動きですので、この点を意識し、重力を上手く感じられるようにしましょう。
これをマスターしたらヘッドスピードも自ずと上がって飛距離が出てきますよ。
そして飛距離の次に手に入れることができるのが方向性です。両方すぐには無理ですが、ひとつずつ丁寧に練習していきましょう。
意識は様々です
トップで意識的に止める意識は必要ないのですが、重たさの感じ方は様々です。
ヘッドを感じてからスイングなんて言いますが、難しく考えなくていいと思います。
また松山英樹選手や他のプロのスイングなどを引き合いに出して、トップの位置で一瞬止まるという方も見かけます。
これは手打ち特有のトップからすぐ打ち下ろす動作を治すために言っているだけで、わざわざトップの位置で止めようとする必要はありません。
なぜプロはトップの位置で一瞬止まるのかというと、ダウンスイングの始動を腰から行っているためです。
しかもこれは上半身が一瞬止まったように見えているだけで松山選手も意図的に止めていませんし、実は止まっていないらしいです。
上半身の動きだけに注目してトップで止めようと思うと、上半身に無駄な力が入ってしまい一番いけない手打ちの原因にもなります。
トップの位置で意識的に止めるのではなく、トップの位置にきたら下半身からスイングを始めることを意識しましょう。
同じ初心者ゴルファーの皆さんいかがでしたか?
いわゆる下半身始動の基本的なことを書きましたがおわかりになりましたか?
いろいろと試してきましたが、脱力して下半身始動スイングはかなりいいスイングになりますよ。
アドレスからきちんと意識してトップから下半身始動のスイングをしてくると次はクラブのしなりを感じてきます。
ゴルフの深みにハマっていく序章です(笑)。必ずモノにして欲しいスイング方法です。
それではまた。