ニクラウスもパーマーも悩んだ!スイング中に頭を動かさないようにするには?

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ゴルフスイングでは、頭を大きく動かさないのが基本と言われています。

しかし、これが簡単そうに見えて難しい プロもアマも苦労します。

パーマーのコメントや練習法で解決策を見つけます。

1.頭を大きく動かすとミスを誘発する

1.頭を大きく動かすとミスを誘発する

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ゴルファーがスイング時に頭を大きく動かした結果、ミスを誘発してしまいます。

プレーしていると、頭や体が大きく動いてダフったりトップしたり、果てはOBも出る……こんな光景は日常茶飯事です。

ボールの行方を気にし過ぎて、ダウンスイングからインパクトにかけて、視線がターゲット方向へと向いてしまうことで自然と顔も前方へ動いてしまいます。

また、ボールを飛ばしたいとフルパワーで振ろうとするとヘッドアップしてしまいます。

強く振った遠心力で上半身が起き上がり、前傾姿勢を保てなくなるからです。

下半身や体重移動を意識するあまり、頭が体とともに前に移動したり、腰を後ろに引いたりすると、自然と上体が起き上がり、ヘッドアップにつながってしまいます。

2.天才たちも苦労していた

2.天才たちも苦労していた

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古今東西、ゴルフでは頭を動かさないようにするのに、みんな苦労していたようです。

ジャック・ニクラスの師匠ジャック・グラウトは、ニクラウスの髪の毛をつかんでスイングさせたそうです。

これだと、痛いから嫌でも頭を動かさなくなります。

アーノルド・パーマーは、マスターズや全米オープンに勝って絶好調だったころ、こんなことを言っていました。

「他のプロゴルファー達と同じように、私も頭を動かす常習犯であった。スウェイするし、頭を上下させもするので、最悪の事態を招いたものです。

しかし、もう今は動かさない(少なくとも、そう頻繁には)。頭を静止できるのは、私のゴルフの最良の部分であるとさえ思っている。

だから、ミスは激減した」

パーマーは、グリップと頭を動かさないようにするのに、ずいぶん努力し時間もかけたようです。

多くのゴルファーは頭を静止させるのなんか簡単だと考えている。ボールを見続ければいいだけだと思うからでしょう。

ゴルファーがトップすると、仲間は『ヘッドアップした』と言い、ダフると『ボールを見てなかったからだ』といいます。

彼らは間違っているんです。

目を逸らす結果頭が動くのは確かだが、逆は真ではない。ボールを見続けたからといって頭が動かない保証はないのです。

目と頭は完全に独立して動くものだからである。

パーマーは、まず正しいグリップを身に付けるために苦闘し、次いで足の問題に取り組んで解決し、最後に頭の問題に取り組んで解決するのに数年を費やしました。

練習場でもコースでも、ボールを打つ時は、いつでも頭のことを考えていました。

そして、頭を静止させる決意をし、ショットに失敗したら、この次は絶対に動かさないと決意し、後は実践あるのみと、強い意志で克服したそうです。

3.頭を大きく動かさないようにするには

3.頭を大きく動かさないようにするには

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確かに、ヘッドアップすると、スライスしたり、トップしたり、スイング軸がブレてしまったりと、いろんなミスショットが増えてしまいます。

頭が動いているということは、身体の他の部位も頭を支えるために動いてしまっているということになります。

重量のある頭を支えるために、身体の他の部位が全体のバランスを保っているということでもあります。

大きく頭が動かないようにするには、軸を動かさないようにしてスイングするのが一番です。

手の関節やヒジ関節が器用に動いて、回転した時に対応してくれるから、体で軸を感じにくいのです。

頭を動かさずに、軸を感じるには、まず鏡の前で膝を軽く曲げ、背骨をまっすぐに伸ばし、股関節から13時の方向に体を傾けてドライバーを打つ態勢を作ります。

右手で左の腕のひじ関節を、外側から軽く握ります。左手も同じように右手のひじ関節を軽く握ります。

両手で、腕の関節を持って、腕と胸で四角い枠を作ります。

頭を動かさずに、バックスイングを始めます。右腰は若干開きますが、できるだけ足の動きも制限して、肩だけを回します。

頭と腰は静止した状態で、腕の四角い部分だけが上下に回転しながら動きます。

腕の部分だけを動かすのがポイントです。

これが背骨の軸で回転する感覚であり、クラブはダウンブローとともにターゲットではなく、真下に落とす感覚が分かると思います。

軸回転を認識できれば、頭は軸の先についていますから、軸が左右や上下に動いたら、その動きを知ることができます。

ガチガチに固まることは却ってよくないので、顔は動かしてもOKなのです。

頭が移動しなければいいので、どうしてもじっとしているのがつらいのなら、顔を動かしてみると割と楽になります。

これなら、大きな幅で動かないように意識するだけで、頭の動きを制御できそうです。

日本人ゴルファーで、強烈に頭が残っているのは松山英樹でしょうね。インパクトでも、後ろを向いているような頭の位置には脅威さえ感じます。

頭を動かさない意識が強過ぎると、肩に力が入り、回転が抑えられてしまいます。頭は微動だにしないのではなく、多少動くのが自然です。

ゴルフスイングの動きによく例えられるのが、野球のピッチングです。右足に体重が乗ると同時に、少し右に動いてから、投げる体勢に入ります。

ゴルフでも、テークバックを開始直後に右足への体重移動は完了しますが、この時、わずかに軸が右に移動します。

当然、頭も多少右に動くのが自然ですね。

上で紹介した練習方法や、他の人に抑えてもらうなどして、頭を動かさないスイングを身に付けて、安定したショットを手に入れましょう。
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golf fan

季節感をいつもゴルフで感じています 仲間も多くなり、交友関係も広がりました。 楽しみながら、上手くなっていきたいと思っています。

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Cleveland RTX ZIPCORE 200901-1001

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