ティーショット次第でスコアは激変する
最近ティーショットがあまりに良過ぎて怖いです。フェアウェイキープ率も50%を超えています。このまま続くとは思いませんがドライバーはすこぶる楽しいです。
どうも奏son輝です。
ティーショットを飛ばせばスコアが良くなるというものじゃないです。飛距離は本当に我々アマチュアにはいりません。
200ヤードから220ヤードくらい飛ばせれば合格点としましょう。
ドライバーが苦手という方は、調子が良ければ90台悪ければ100を叩いてしまうという方が多いです。
原因が分かっているのであれば解決は早いです。ドライバーの調子とスコアが直結していると思います。自分自身もドライバー次第でその日のスコアが決まります。
ドライバーさえ良ければと多々思い、練習場に行きドライバーばかり練習するのですが、その日暮らしが多いです。
遠くへ真っすぐ飛ばす練習をしようとは思っていますが、これができればゴルフは簡単です。
練習場でまずまずの手応えを感じ実際にコースに行きますが、練習場のようにフルスイングしているとOBを連発してしまいます。これがスコアを崩す原因になります。
少々飛距離を落としてでも安定したショットを打つことが重要ですが、飛距離が欲しいのも現実です。
しかし、上級者の方で常にフルスイングしている方がいないのが現実です。8割程度のスイングで打っていますし、実際OBがありません。
8割でスイングし芯をとらえるほうがミスが少なく安定します。リスクを冒してフルスイングしたところでスコアに結びつかないことを知っています。
400ヤードのパー4でフルスイングして240ヤード飛ぶ自分と、少々飛距離を落として220ヤード飛ばす上級者の違いは歴然です。
残りの距離を計算しても160ヤードか180ヤードです。パーオンしてパーが取れる確率はOBを回避した上級者が格段にアップすると思えます。
飛ばそうとして力みOBを出してしまうのと、芯をとらえて真っすぐ飛ばすほうでは、どちらがリスクが高まり結果が良くなるかは少し考えると分かるかもしれません。
ライの良いところからグリーンを狙いやすい位置で止めること以前に、ティーショットでOBを出さないショットが打てることが大事です。
先ほど書きましたが、80台で回るためにはボギーでも許されます。2打目でグリーンが狙えれば十分ですので、やはりティーショットはOBしたらダメです。
ハザードやバンカーを避ける番手選びはもちろん大事です。フェアウェイでなくとも、グリーンが狙える場所ならどこでもOKと思考回路を組み替えましょう。
多少左右に曲がっても、フルスイングでスライスやチーピンすることだけはなくし、ドライバーに対する苦手意識を克服していきましょう。
リスク回避
ティーショットの狙い所を決めるときに、ハザードやバンカーなど打ってはいけない場所を探すと思います。
ティーイングエリアから見える情報だけで狙う場所を決めるのはやめましょう。
ドライバーの最大飛距離の場所が打ち下ろしやフォローなどの飛距離が伸びる状況でないときには、バンカーを避ける必要はないと思います。
飛距離とコースレイアウトを把握しコースマネジメントしましょう。しっかり自分の飛距離を把握する必要があります。
普段から練習場で目標物を想定しながら練習しましょう。ティーショットを打った後に、ボールのところへ行ってから後続組のカートまでの距離を測るなども重要です。
時間を掛けてティーイングエリアからバンカーや池までの距離を正確に知ることが、いろいろなコースでのコースマネジメントに役立ちます。
パー5のティーショットはドライバーと決めつけるのもよくありません。何も考えずにドライバーを打つことが多いですが、それではなかなかスコアは良くなりません。
クラブはたくさんあるので、最大限に活用することでスコアアップの近道になりますし、ゴルフが楽しくなります。
自分のドライバーの最大飛距離の地点に大きなバンカーがあることもあります。そういった時は3番ウッド(3W)や5番ウッド(5W)、もしくは自分の一番得意とする飛距離の出るクラブを選びましょう。
得意クラブでティーショットを打ったほうがリスクが少なく確実です。しかも飛距離以外にクラブごとの特性を活かすこともできます。
分かっているとは思いますが、ティーショットでウェッジは考え難いですが……。
ドライバーはロフトが立っていてボールをつかまえにくいです。スライスが出やすいという特徴もありますしリスクも高いです。
知ってのごとく3Wや5Wはドライバーよりもロフトが寝ているため、ボールをつかまえやすいです。
こうしたクラブの特性を利用し、右にOBゾーンがあるホールではスライスを回避しロフトの寝ているウッドなどを使用することもいいでしょう。。
逆に左にOBゾーンがあるホールでは、ドライバーをドンドン使用しマン振りしてみてもいいと思います。
14本のクラブの特性を活かし、きちんと自分に保険をかけながらプレーすることで大きくスコアを崩すことがなく、いろいろなゴルフの楽しみを得ることになるでしょう。
ティーイングエリアは平らではない
ティーイングエリアの2つのティーマークはスタートラインを意識させられるため、これを基準にアドレスをする方が多いはずです。
フェアウェイはこのラインに対して直角方向に伸びているとは限らないのです。
ティーマークが右を向いていればアドレスに対して真っすぐ打てたのにボールは右のラフや林へ行ってしまったという方は多いはずです。
このラインが紛らわしく、ミスショットをスイングが悪いと思い込み修正するとスイングを壊す原因になることは、多くの雑誌に書かれています。
ティーショットではティーマークの向きをよく確かめてからアドレスすることが大切です。
コースに平らな場所はないとよく言われますが、練習場のように平らで打ちやすい状況はまずありません。
これはティーイングエリアにも言えることです。
水はけをよくするためにとよく言われますが、ティーイングエリアにもわずかに傾斜が付けられています。
気付かずにティーアップしてしまうと、つま先上がりやつま先下がり、左足上がりに左足下がりの影響を受けることがあります。
スイングが悪いと思い修正するとスイングを壊す原因になりますので、平らで打ちやすい位置を探してティーアップすることを意識しましょう。
ティーイングエリアの罠にはまらないように注意しましょう。
逆に、ティーイングエリアの傾斜をコースマネジメントに活かすこともできます。
左に行ってはいけないホールであれば、つま先下がりなどのつかまりにくい場所にティーアップし左へのミスを防ぐことができます。
それと大事なのはティーアップの高さです。高さによって球筋に変化が生まれることを理解しましょう。
ティーアップを高くすればもちろん弾道は高くなりますし、球がつかまりやすくなります。
フックが出やすくインサイドアウトの軌道になりやすいためプッシュアウトが出やすい傾向があります。
逆にティーアップを低くすれば弾道は低くなりますし、球はつかまりにくくスライス系の球が出やすくなります。
アウトサイドインの軌道になりやすいため、ひっかけが出やすい傾向があります。
多少なりともティーアップの高さによる球筋の変化は人によって違うので、自分をしっかりと知りましょう。
一番良くないのは、何も考えずに真ん中にティーアップすることです。
同じ初心者ゴルファーの皆さんいかがでしたか。少しの思考回路の変化が劇的なスコアアップにつながるかもしれません。
それではまた。