「地面反力」を活かすには、体の中心の「歯車」を「反時計回りに回す」!?

最近流行りの「地面反力」を上手に使いこなすには、「左足」の使い方が非常に重要にです。

「地面反力」は、ヘッドスピードを上げるのに非常に大きな力を発揮しますが、一方で使い方を間違えるとむしろヘッドが走らず、ぎこちない動きとなってしまいます。

今回は、「地面半力」を使う上での左足の使い方や、アマチュアゴルファーが陥りやすい「地面反力」の間違った発生方法について解説します!

「踏み込み」によって自然と発生する力が「地面反力」!

「踏み込み」によって自然と発生する力が「地面反力」!

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何よりもまず、「地面反力」とは何かと言うと、読んで字のごとく「地面」から発生する「反力」を意味しています。

「反力」とは、物理学の「作用・反作用(運動の第3法則)」に基づくもので、物体を押したときに返される力です。

つまり、「地面」を踏んだことによって跳ね返ってくる「力(反力)」ですので、陸上で生活している以上、歩くたびに「地面反力」は発生しており、「歩く」→「走る」→「ジャンプする」という順に「地面反力」は強くなります。

ゴルフスイングでは、足で地面を押し、それが跳ね返ってくる「地面反力」を上手く回転運動に転換することで、ヘッドスピードを上げることができるのです。

想像の通り、「地面反力」は地面から上空に向けて発生しますので、その力をどうやってゴルフスイングが求める方向に転換していくかがポイントになります。

「地面反力」は上体の回転運動を加速させる!

「地面反力」は上体の回転運動を加速させる!

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「地面反力」がヘッドスピードを上げるためには、「地面反力」の「方向」を整える必要があります。

具体的には、「地面」を踏み込んだことによって発生してた上に突き抜ける「反力」によって、上体の回転を促す必要があるのです。

イメージとしては、おへそや丹田の中心に大きな「歯車」があり、それを正面から見て「反時計回り」に回転させる速度を加速させるような「力」を発生させるのです。

ゴルフスイングは「水平方向」の回転運動だけではなく、「肩の入れ替え」のように、正面から見て「タテ回転」する動きがあります。

「地面反力」は、その「タテ回転」を加速させるために使ってあげることが大切です。

「斜め方向」の「地面反力」を発生させよう!

「斜め方向」の「地面反力」を発生させよう!

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左右の足で均等に地面を踏めば、垂直方向に「地面反力」が発生します。

しかしこれでは、体の中心に「力」向かってしまい、「歯車」を回す上では効果がありません。

ゴルフスイングは「歯車」を「反時計回り」に回す「タテ回転」が必要ですので、「歯車の右側」、つまり左足側に「反力」を発生させなくてはなりません。

左足を強く踏み込むことで、その「地面反力」は左に傾いて発生します。

この「力」を使って「歯車」を「反時計回り」に回転させるのですが、「地面反力」の「力」の大きさは、体の重心(歯車の中心)からどれくらい離れたところを通るかで決まります。

つまり、左足をどれくらい踏み込めるかによって、「タテ回転」のスピードが変わってくるのです。

逆に左足を踏み込むことができず、右足に加重が掛かった状態(明治の大砲)では、「地面反力」は右に傾き、「歯車」を「時計回り」に回転させる力が生まれます。

つまり、「タテ回転」(左回り)を止める方向に「力」が掛かるわけですから、ヘッドスピードが減速してしまいます。

トッププロのインパクトでは、正面から見て左側に体が傾いていますが、左足はしっかりと踏み込まれており、「地面反力」は正しい方向に抜けています。

そして、「歯車」の中心より遠い場所を「地面反力」が通り抜ける訳ですから、ヘッドスピードはますます加速するのです。

「左足」を踏み込んだ後の「抜重」を忘れない!

「左足」を踏み込んだ後の「抜重」を忘れない!

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「左足」を踏み込むことで発生する「地面反力」を使うには、「左足」を踏ん張ったり、我慢するような動きはNGです。

踏み込んだことで発生した「反力」を感じながら、左膝を伸ばしていくことで、上体を「タテ回転」させていきます。

プロのスイングを見てみると、「蹴って」いるように見えたり、「ジャンプ」しているように見えますが、大切なのは「抜く」ことです。

「蹴る」「飛ぶ」どちらのイメージを持っていても問題はありませんが、「抜重」があって初めて「地面反力」を「回転力」に転換することができます。

この動きは、フィギュアスケートの4回転ジャンプの動きを見てイメージ作りをしましょう。

「左膝」と「左腰」の動きは受動的!

「左膝」と「左腰」の動きは受動的!

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「地面反力」を受け止めず、突き抜けていくイメージを持ちながら、左膝を伸ばして「抜重」していきます。

この時、腰は股関節を左上(ベルト方向)に切り上げるように回していきます。

昔のスイング理論では、左膝を我慢するように指導されることが多かったと思いますが、バイオメカニクス的には左膝を受動的に伸ばしていくほうが、「地面反力」を上手に使えるようになります。

体の動く順番としては、左足を踏み込み「地面反力」を発生させたなら、「抜重」するように左膝を伸ばします。

その左足の動きによって股関節の回転が始まり、その回転に引っ張られるように上体が追従してきます。

このように、クラブヘッドの一番遠い場所から一方通行でヘッドまで「力」が到達するよう、スイングする必要があります。

「力み」や「手打ち」はこの運動連鎖(キネティックチェーン)を妨げ、せっかくの「地面反力」を無駄にしてしまうので気を付けてください。

「地面反力」を取り入れる練習は、今までのスイングとは違い気持ち悪さもあるかもしれませんが、体に負担をかけず飛距離アップする数少ない方法ですので、ぜひ挑戦してください!

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Yanagi@JPDAドラコンプロ

JPDA(日本ドラコンプロ協会)所属のドラコンプロです。 168cm(60kg)とドラコンプロとしては小柄ですが、ドライバーの飛距離は300ydを超えています。 身体の使い方、クラブの使い方を工夫するだけで、飛距離は簡単に伸びます!! ドラコンプロとしての知識や経験を活かし、フィジカルやメンタルのコントロール方法に関して、専門的な知識を噛み砕きながら、能力をフルに発揮するための豆知識をお伝えしたいと思っています。 Twitterやブログもやってますので、気になる事があればお気軽にお問い合わせください。 https://twitter.com/Out_Drive300

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