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筋トレせずにヘッドスピードを上げる方法とは?

今年(2019年)4月の『スタジオアリス女子オープン」で4位タイに入り、レギュラーツアーで初の賞金を稼いだ熊谷かほプロ。

小学生の頃、フィギュアスケートに勤しんでいた熊谷プロは、その柔軟性を活かした大きなスイングが特徴です。

大きなスイングは、ヘッドスピード向上のためには必須です。筋トレが苦手な方や嫌いな方に向けた、ヘッドスピードアップの方法について考えてみましょう。

スムーズなスイングを手に入れる!

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この錆びた蝶番(ちょうつがい)は、スムーズに動くでしょうか?

開閉の度に『ギ、ギーッ』っとイヤな音を出して、相当な力を要すると思いませんか?

『身体が固い!』ということは、この蝶番と同じことが起きているとイメージしてください。

女性や子供でもスムーズに開閉できる蝶番と、屈強な男性しか開けることも閉めることもできないものと、どちらが効率的でしょうか?

考えるまでもありませんね。

スムーズなスイングは、ヘッドスピード向上のために絶対に必要な条件です。

身体が固いという自覚がある方、加齢によって柔軟性が損なわれてきた方、スムーズなスイングのためには、柔軟性を手に入れましょう。

スムーズさを生む身体作り!

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タイトル写真の熊谷プロのハイフィニッシュは、首や肩周辺、そして肩甲骨などの柔軟性があればこそ! だと思います。

静止画ではありますが、実にスムーズで美しい動きが想像されますね。

筋トレなしで、ヘッドスピードをアップさせるためには、スムーズな動きをもたらす『柔らかい身体』が必要です。

そんな身体を作れば、より小さな力でバックスイングすることができるため、力みも陰を潜めるでしょう。

小さな力で、大きく動ける身体作りがヘッドスピード向上に導いてくれると思います。

どの部位の柔軟性が求められる?

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もちろん、全身の関節と筋肉が柔軟であれば、文句ありません(笑)。

しかし、反対に全身がカッチカチの方にいきなりそれを求めるのも適切ではありませんね。

まずは、最小限で3つの部位を柔らかくしていきましょう。

・首周辺
・肩甲骨周辺
・股関節周辺

この3つの部位の柔軟性が向上すれば、大きなトップとフォローを手に入れることができると思います。

スイングのスムーズさも向上し、特にこれからの冬場のゴルフでは効果を期待できると思います。