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ゴルフスイング

PAR RUSH 01

「ドライバーは、飛べば良いのでしょうか?」上がってナンボのゴルフでは、曲がらないドライバーが必要です!〜ゴルフ「あるある」物語vol.6

レッスンに通っているゴルフ仲間が、最近アイアンが飛ぶようになって、9番で150ヤード飛ばして、仲間の度肝を抜いていました。しかも、スコアも徐々に良くなって、まさに飛ぶ鳥落とす勢いでした! 

この仲間と久しぶりにラウンドしました。

結果のスコアはともかく「ドライバーのティーショットで飛距離が必要か?」とつくづく感じた、今日のゴルフ「あるある」物語です!

ドライバーの飛距離を伸ばしたい! すべてのゴルファーの思いです!

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ドライバーは、飛ばないよりは飛んだほうがいいに決まっています! 飛んだほうが間違いなく、アドバンテージになりますからね。

そのため、練習場ではドライバーの練習をしているゴルファーを多く見かけます。 

しかし、一生懸命ドライバーを振って練習しても、飛距離はそう簡単には伸びないと思いませんか?

私はもともと飛ばないほうなので、飛ぶ方はとても羨ましく思いますが、今は飛距離を伸ばそうとは思っていません。それよりも、常にフェアウェイをとらえる、正確なドライバーショットを目指しています。

もっともドライバーの練習は、打って2〜3球程度で、まったく打たないときもあります!

「ドライバーは飛べば良い」というものではありません! 〜飛ぶけど曲がれば、スコアになりませんよね?~

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ドライバーを飛ばすための努力はいいと思いますが、それは「飛んで曲がらないこと、または2打目が打てるところにあること」というのが大前提でしょう!

どんなに飛距離が出ても、大半が曲がって林の中に入ってしまったら、スコアはまとまりません!

それはたまに「飛んで曲がらない、素晴らしいドライバーショット」を打つことがあっても同じです! バカ当たりのショットが、たまにあるというだけではダメなのです!

ドライバーにもっとも求められる理想は「飛んで曲がらない」ことです!

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ドライバーに求められるのは、飛んで曲がらないショットです。しかし、これはとても難しいことです。

飛ばせる力のあるゴルファーが、マン振りすれば、ほとんど曲がります。ですから、上級者で飛ぶゴルファーは、マン振りせずに飛距離を落としても抑えて打っています。

しかし、私のこの仲間は、とにかくマン振りです! これでは、ボールの行方はまったく安定しません。

案の定、スタート直後から球は右へ右へと飛び、林の中に消えて行きました!

林の中でボールが見つかれば、とりあえず出すこともできたのですが、見つからないため、ロストボールになってしまいました!

これではスコアはまとまりません。ダボ(ダブルボギー)、トリ(トリプルボギー)を繰り返していました。ときどき、目の覚めるようなショットを打ちますが、続きません!

本人は、なぜちゃんと当たらないのだろう? と首をかしげるだけでした。

そもそもの課題は、飛ぶアイアンもドライバーと同じように、右へ飛んでいたということです!

飛んで曲がらないドライバーを手に入れたら、まずは合格点ですが……

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さて、この仲間がこれから練習を重ねて、飛距離と方向性を手に入れて、さらにコースマネジメントに徹することができれば、素晴らしいゴルフを展開することは間違いありません。

これだけの飛距離はもったいないです! しかし、今のようにドライバーをマン振りしていては、それはまだまだ先の話でしょう!

このことに気づいて、マン振りしなくなる日を待ちたいと思います。

★飛距離が出る人こそ、マン振りせずに正確性を目指す! これが、スコアアップの極意でしょう!