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プロドラマーが80切りに挑戦#4「時にはパターは強気に。」

プロドラマーが80切りを達成するまでの奮闘記!

最近では「ドラムが趣味のゴルファーの方」なんて紹介されるようになってきたドラマーです。ティーチングプロドラマーですからね!(念押し)

今年の5月。まさに令和になって2019年初ラウンドに行き、ついに90切りを達成しました。

その時のスコアは「86」。今回の記事は今年2回目のラウンドでしたが、ちょっと自分的に発見がありました。

迷いに迷って、ボールはProV1を使用。

以前の記事では「テーラーメイドのTP5xを使って80切り達成したいです!」と宣言したのですが、ラウンド前日。

「うーん。やっぱりProV1が気になるな……なんだかすさまじく使ってみたい」

神のお告げなのか、急遽ProV1を使うことにしました。ハッキリシナイヤツダナ……。

最後の数ホールだけTP5xを使ったのですが、やはり性能的にはどちらも甲乙付け難い。

ProV1はスピン系の中でもさらにスピン性能に特化したボールと言われています。

自分のプレーの中で、どこに最大限の性能を発揮してほしいか。これで選んだほうが良いのかなと思っています。

TP5xもグリーン周りのアプローチでギュギュっと止まってくれるのですが、体感としてProV1のほうがグリーン周りのアプローチで「あー! 行かないでくれー! 止まってー!」と思うとギリギリ止まってくれた印象です。

あの手に汗握る感じ。

「あー。オレ、ゴルフやってるな……」と思うゴルファーはきっと多いはず。

今後ProV1を使っていこうと思っています(本当かよ)。

ボール性能ももちろんですが、個人的に決め手になったのはボールの打感。

あのフェースに吸い付く感じがたまらなく快感だったので、ProV1の虜(とりこ)になりました。

スコアの要はパターだ!でも……。

getty

「スコアの要はパターだ!」

まさにその通りですよね。どんなに300ヤードのビッグドライブ(そんなのほぼ出ないけどね)をしても、トラブルから奇跡のようなアイアンショットをしても、数センチのパッティングも同じ1打。

パット数を減らしていけば、スコアもぐんぐん伸びる訳ですよね。

そんな私のパット数。前回のラウンド時は自己ベストの「35」。

数字だけ見ても分かりますよね。ベストですが良くない数字です……。ホントゴメンナサイ……。

平気で「40」近く打ってしまうこともあるので、ここのパット数を減らせばどれだけスコアが伸びるか。

「うーん。ここの3パットを2パットにして、ここの2パットが1パットで、どうして肩パットが流行ったのだろうか……」

スコアカードを眺めながら妄想に浸るゴルファーは多いはず。

3パットしたくないあまりに、なんとかアプローチでピンを狙って攻めていきます。

そうすると次第にアプローチのプレッシャーが大きくなります。

「なんとか2パット圏内に寄せたい……いや、1パット圏内に……」

そんな緊張感が18ホール保つ訳ないんですよね。悪循環というか。

途端にアプローチでザックリしたりトップしてグリーンを越えてバンカーへ。

時にはパターは強気に。

getty

前半9ホール。朝イチのホールから3パット……。そして4番ホールでも3パット……。これは暗雲立ち込める……。

しかしここで。「キュピーン!!」と何かが閃いた。

どうせ外すのなら、短い距離でもしっかり打とう!

きれいに打とうとして、慎重になり過ぎていたというか。

言葉は悪いですが、「ねじ込んでやろうじゃねーの!」と開き直ってみました。

すると……。

ロングパットでも今までは考えられないほどにタッチが合ってくる。その後のショートパットも今日は入る!

これは……! ついに覚醒したのか!?

そう思い、ラウンド終了後にパット数を数えてみました。

前回のパット数「35」。

そして、ついに手応えを感じたと思った今回のパット数は!!



「37」



増えてるじゃねーかよ!!

結局3パットを3回もやらかしてるし……。シンポネーナー……。

しかしです。なんだかショートパットに根拠のない自信がついたのも事実です。次もこの調子ならパット数「30」も夢ではない?!

とにかく今回は「俺、やれてるんじゃねーの?」という感覚はゼロでしたが、レッスンコミックで見たアドバイス。

「スコアは最後まで見ない」を実践してみました。途中でスコアを数えたくなりましたが、そこを堪えて……。

前半 42
後半 42
トータル 84

あれ……? 80切り達成ではありませんが、ベストスコアを更新しました!

手応えのない中でも、スコアが安定してきているのは収穫でした。