アライメントスティックを使った効果的な練習方法を紹介！

ゴルフのスイングが成功するかどうかは、「アドレスで8割決まる」と言われています。

アドレスがズレている状態で練習を続けても「下手を固める」だけになってしまします。

そこで今回は、練習時のアドレスの矯正に役立つ「アライメントスティック」の基本的な使い方をご紹介します。

ボールの位置とスタンスの合わせ方

毎回ボールの置く場所が変わると、スイング軌道やインパクトの迎え方が変わってしまいます。

ボールの置く位置については、打ちたい球筋や関節の柔軟性などで変わりますので「正解」はありません。

しかし、打つたびに場所が変わってしまうと、同じスイングでも結果は変わってしまいます。

一番気をつけなければならないのは、「自分の狙いとスタンスがズレている時」です。

スタンスなりにナイスショットを打ててる場合でも、狙いの方向とはズレて飛びますので「ミスショット」と勘違いしてしまうことがあります。

この場合スタンスのズレを修正せず、手や身体の動きで修正してしまうとドツボにハマり、プッシュスライスやチーピンが止まらなくなります。

まずは写真のように、ボールとアドレスの位置を確認してから打つようにしましょう。

アライメントスティックを使ってドローボールの練習

アライメントスティックを使って「ドローボール」を習得しましょう。

ドローボールを打つためには、フェースはスクエアの状態でインパクトしつつ、ややインサイドアウトにヘッドを出していく必要があります。

1.アライメントスティックをターゲット方向に向けセット

2.もう1本のアライメントスティックはスイング軌道をイメージしセット

あとはアライメントスティックに沿って、インサイドアウトにヘッドを動かすと自然とドロー回転がかかります。

この時アドレスはややクローズにしますが、胸や肩の方向はターゲット方向に対してスクエアの状態でアドレスしましょう。

アライメントスティックを使ってフェードの練習

アライメントスティックを使って「フェードボール」を習得しましょう。

フェードボールを打つためには、フェースはスクエアの状態でインパクトしつつ、ややアウトサイドインにヘッドを出していく必要があります。

1.アライメントスティックをターゲット方向に向けセット

2.もう1本のアライメントスティックはスイング軌道をイメージしセット

あとはアライメントスティックに沿って、アウトサイドインにヘッドを動かすと自然とフェード回転がかかります。

この時アドレスはややオープンにしますが、胸や肩の方向はターゲット方向に対してスクエアの状態でアドレスしましょう。

フェードを打つ際にで気をつけていただきたいのは、右手を決して返さないことです。

力んでしまって腕を返しながら打ってしまうと、チーピンが出てしまいます。フェースを返さないようにスイングしましょう。

また、フェードを極めるためのスイング軌道を修得するには、「アウトサイドイン」ではなく「インサイドイン」で打つ必要があります。

外から入れる“お手軽フェード”の練習は最小限に留めましょう。

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