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PAR RUSH 01

雨の中でスタートして、パットに苦しむ!〜ゴルフ「あるある」物語vol.5

朝から雨が降って、グリーン上はたっぷり水を含んでいました。練習グリーンと違って、グリーンの状態は厳しい状況でした。

しかし、その後は雨が小康状態となり、グリーンは少しずつ乾いてきました!

こうなると、グリーンの状態は一変します!

こんなことがよくありますよね! 今回の「あるある」物語は、雨の日のグリーン上のパットの話です!

コースのグリーンは大きさもあり、うねりもあるので難しいグリーンです!

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ベントグリーンは大きく、うねりもあります。普段は速いグリーンで、朝の練習グリーンも表示は9.5フィートですが、雨が少し降っているものの、そんな中では「速いなぁ」と感じる仕上がりでした!

「いつものグリーンと変わりはない」と身体に染み込ませて、スタートしました。

しかし、スタートのティーショットの時には、雨がかなり強くなり、厳しいコンディションになっていました。

1番ホールのグリーンは見た目はわからないが、表面は水が溜まっていて、これは何? どういうことなの??

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1番ホールで2打目をグリーンエッジに運び、上りでしたがパターで大丈夫だと思って打ったパットは、半分も行かずにとんでもなくショートしました。

思わず、「えっ!」と声を出してしまいました。何と、グリーンの芝はたっぷりと水分を含み、もう少しで水が浮く状態でした。

これではボールが転がるはずはありません!

そして、2パット目もまたまたショートして、3パット目でやっと入りました!

これは参った! これではゴルフになりません! グリーンは水はけが良いように造ってあるはずで、水が浮いていなければそれなりに転がると思っていたので、これは意外でした。

ここからしばらくはこんな具合のグリーン状態が続きました! これでは、朝の練習は何も役立ちません!

その後、途中から雨が小止みになり、グリーンの速さが変わって来ました!

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ところが、前半の途中から、雨が小止みになってきました。こうなると、グリーンはどんどん乾いて、このコース本来のグリーンの速さが戻ってきました。

そして、朝のスタート時の水分をたっぷりと含んだグリーンの感覚はまったく役に立たない状況になりました!

どんどん速さが増して、朝の感覚とのズレでパットに苦しむことに!

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パットの感覚は、基本的に朝の練習で、距離感やグリーンの速さなどを身に付けます。

ところが、本番のグリーンは、スタートから水分が表面まで染みた重いグリーンのために、感覚がズタズタになりました。

ところが、雨が止んで今度は乾いてきて、グリーンはどんどん速くなったら、パットの感覚はボロボロになってしまいます!

案の定、後半はパットの感覚が合わずに、短いパットを外したり、少し長いパットは3パットしたりと、完全にパットの感覚を失ったラウンドになってしまいました!

こんな気象条件のゴルフはあります。ですから、こんなことでパットの感覚を狂わしていたら、ゴルフにならないのです!

自分に「頑張れ!」と言いたいラウンドでした。