精悍な顔つきにやさしさも！タイトリスト T100アイアンを試打した！

今回はタイトリストT100アイアンを試打しました。試打した感想ではこんな方におすすめのアイアンです。

①アイアンの顔つき・打感・操作性にこだわりたい方

②併せて寛容性も欲しい欲張りな方

欲張りな方と書きましたが、そんな方の要求にも答えられるアイアンです。

「さすがタイトリスト！」と言える、機能と打ち手の要求を同時に満たす見事なアイアンでした。

詳しく見ていきます。

欲しいなぁ……。

今回のスペックは？

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今回試打したクラブのスペックは以下の通りです。

・7番アイアン（ロフト：33度）
・シャフト：ダイナミックゴールドAMT ツアーホワイト
・フレックス：S200

最近7番で30度を超えるストロングロフトのアイアンを試打しておりましたので、今回のT100のロフトを見ただけでなんだか安心してしまいました。

見た目はバックフェースが同社の前モデルのAP2っぽいなと思いましたが、シリーズ名を変えて発売されたクラブですので、きっと似て非なるクラブに仕上がっているのでしょう。

今回のシャフトは初めてでしたが、レギュラーシリーズのS200と比べて少し軽いのかなと思いましたが、扱いやすそうです。

構えた感じと打った感想は？

構えてまず感じたことは、これまでのAP2とはまったく違った顔つきでした。

トップブレードがこれまでより薄くなり、オフセットも少なくなり、非常に引き締まった顔となっていました。

まるでMB（マッスルバック）のようで、非常に構えやすく緊張感を持たせてくれました。

実際に打ってみると、顔つきとは違った飛距離性能を見せてくれました。

打感の良さは言うまでもありませんが、それよりも飛距離性能の向上に驚きました。

33度のロフトで約165～170ヤードで、マイクラブより1番手飛んでいます。ロフトが1度しか変わらないにも関わらず、です。

それともう1点驚いたのが、そのやさしさです。

「非常にやさしいアイアン」という訳ではないですが、多少芯を外しても大きく距離が変わることはありませんでした。

この引き締まった顔つきからは想像できなかったです。

飛距離性能の高さとやさしさは、今回のテクノロジーである「精密鍛造（Co-Forging）」というものが影響しているのでしょうか？

総評

まとめますとこんな具合です。

飛距離：★★★☆☆
非常に飛ぶというアイアンではないですが、この見た目からすると十分では？

寛容性：★★☆☆☆
すごくやさしいものではないのですが、十分やさしいと思います。

操作性：★★★★☆
直進性の高いアイアンですが、操作性もバッチリです。

球の上がりやすさ：★★★★★
ロフト＋テクノロジーにより非常に上がりやすいです。

T100は、それまでAP2アイアンを使用していたジョーダン・スピース選手のフィードバックが多く詰め込まれたモデルと伺いました。

ツアープロの意見が入っているのですから、引き締まった顔を求めることは分かりますが、同時に飛距離や寛容性もプロは求めているのですね。

今回のT100アイアンは、高い次元でかっこよさと機能性を併せ持った素晴らしいアイアンでした！

すぐにでもこのアイアンにチェンジしたいです……。