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Gridge編集部

弾道測定器にもなるGPSナビ!GARMIN「Approach G80」が登場!

GPSウォッチのリーディングメーカーであるガーミンジャパン(株)は、ガーミンのゴルフグッズのラインアップとして初めてのGPSによる距離測定と、レーダーによる飛距離分析機能を搭載した、ハンディタイプのオールインワンゴルフナビ「Approach(アプローチ)G80」を7月26日(金)より発売します。

それに先がけて、7月18日(木)に都内の練習場「ロッテ葛西ゴルフ」にて、メディア向けの体験イベントを実施しました。

練習場でも使えるGPSゴルフナビ

ガーミンジャパン(株)の「Approach G80」には、大人気の腕時計型GPSウォッチ「Approach S60」に搭載されている「コースマップ」や「距離表示」といったGPS機能のほかに、レーダー機能を搭載しています。

このレーダー機能を利用して、推定飛距離、スイングのヘッドスピード、ボールスピード、スマッシュファクター(クラブヘッドからボールに伝わったエネルギーの効率、ミート率)やスイングテンポの分析を行うことができます。

ユニット本体をボールの前方(アドレス時のプレーヤーに正対)約30センチ以内に設置できるスペースがあれば、どこでも使用が可能で、ラウンド時はもちろん、ゴルフ練習場でも利用が可能です。

本体裏側には、ボールサイズに合わせたくぼみが設けられ、そこにボールをはめることで機器を最適な角度で置くことができ、誰でも簡単にセッティングができます。

「ガーミン」といえば、サイクリング界で多くのサイクリストに支持されています。

そのサイクリング用の機器で、後方から接近する車両を検知し、ライダーに注意喚起するシステムで培われたレーダー技術をショット計測に今回活用し、精度の高い計測を可能にしています。

今回のデモンストレーションでは、プロのショットを精度の高さで有名な弾道測定器と、上記のデータが計測できる「Approach G80」のウォームアップモードで、同時に計測。

飛距離やヘッドスピードなど、ほとんど同じ数値で正確な測定ができていることをアピールしました。

スマホサイズの測定器で、こんなに正確なデータが手軽に取れるということに、参加者は驚きの表情でした。

バーチャルラウンドモードなら、いつもの練習がシミュレーションに!

自分のショットデータが取れるほかに、いつもの練習場でゲーム感覚で使えるのも「Approach G80」の魅力です。

「ターゲットプラクティス」は、自分が打ちたい目標距離を選んで、モードを開始。

目標に対して距離の正確性を判定し、それに応じてポイントを獲得します。5球測定で合計ポイントを表示するこのモードは、一人での練習も2人での対戦も可能です。

そして、注目すべきは「バーチャルラウンド」。

本体に収録されている4万1000コースのシミュレーションラウンドが可能なモードです。

GPSで近所のコースを探したり、コース名を入力したりしてゴルフ場を選ぶと、コースレイアウトが表示されます。

ショット分析との組み合わせで、1ホールずつ順番にプレーしていくシミュレーションラウンドができるのです。

ラウンド前の練習で、レイアウトを確認しながら、使うクラブを考えたり、2人で対戦も可能なので、雨の日などに「コースに行ったつもり」ラウンドを楽しむこともできます。

ほかにもバックスイング、ダウンスイングの速度比率を比較するモードなど、練習が楽しくなる機能を満載しています。

今回のデモンストレーションでこれらの機能を体感しましたが、ゴルフ場で使う「ゴルフナビ」機能以外にいろいろな活用法があります。

自身の弾道データをチェックしたり、シミュレーションラウンドをしたりなど、ラウンドだけではなく、練習がより楽しくなるアイテムです!


本体サイズ:58.7mm(W)×114.2mm(H)×16.1mm(D)
重さ:119グラム
価格:5万9800円+税