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トム・ルイス直伝!グリーン周りは3番ウッドで決まり?!

プロの試合をテレビで観戦をしていると、さまざまな小技を目にします。

フェアウェイからドライバーで打ったり、右打ち用のクラブを使って左打ちで打ったり……。

どれも「マネはしてみたい」けれど、実戦で挑戦をするのは難しいですし、勇気がいりますよね。

そんなプロが駆使している小技の一つに、グリーン周りからのアプローチで3番ウッドを使うというものがあります。

難しいライの時には3番ウッドを思い出して!

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グリーンまで2メートルほどの短いラフにつかまってしまった時。

イメージではウェッジでボールを“ふわっ”っと浮かして、ちょうど良いところに落としてコロコロ転がして寄せたい場面です。

でも、そのイメージ通りのアプローチが成功する確率が高くないことは皆さんご存知の通り。

トップしたり、ざっくりやってしまったり……。

そんな時の強い味方が、実は3番ウッドなのです!

今回は3番ウッドを使ったアプローチの名手、トム・ルイスからのアドバイスをご紹介いたします!

トム・ルイス直伝!3番ウッドアプローチ!

トム・ルイス。

イングランド出身の28歳。

2011年の全英オープンにアマチュアとして出場したトム・ルイスが大会初日にマークした全英オープン史上アマチュア最少スコア「65」は当時のゴルフ界を震撼させました。

そんなトムが最も得意とする小技の一つ、3番ウッドを使ったグリーン周りのアプローチを分かりやすく教えてくれました。

トムのアドバイス①
「ハンドファーストでロフトを殺せ!」

本来の3ウッドのロフト角は必要ないので、ロフト角を殺してより直線的(強引?)にラインを攻めましょう!

トムのアドバイス②
「ウェイトは左手寄り、クラブは身体から離して、肩は固定して打つべし」

「肩を固定して」。これは、パターの打ち方と同じですよね。ただシャフトが長いので、グリップが服などに引っ掛からないようにある程度身体から離してトライしましょう。

トムのアドバイス③
「急な傾斜や難しいライなど、芝生の計算がややこしい時は3番ウッドを使え!」

なんだか説得があるのか、ないのか微妙なところですが、トムの経験値は間違いありません。

実際のトーナメントでトムの3番ウッドアプローチの映像がいくつか挿入されていましたが、たしかに良い結果につながっていました。

まとめ

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3番ウッドでのアプローチ。

思っていたほどハードルは高くなさそうです。

トムも言っていました。

「(経験上)かなり高確率でいい結果が出るから3番ウッドを使っているだけ」

ゴルフはある意味結果がすべてのスポーツです。良い結果につながるなら、使わない手はありません。

グリーンまでの距離や、傾斜の計算をしたって思い通りにいかないなら、トムのように3ウッドを使った力技で“えい! やあ!”で勝負してみるのもいいかもしれません。

次のラウンド前に練習グリーンで試してみようかしら。