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ゴルフスイング

セベケン

バンカーショットは苦手かい?そんなに高く上げなくてもいいんです!

月の~砂漠を~はる~ばると~♪と、バンカーが苦手だと、そんな歌も浮かんでくるような? こないような?

バンカーの苦手意識が減ると、戦略的にも気分的にも、だいぶ楽になりますよ!

打ち込み過ぎてないかい?

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バンカーショットが苦手な人の傾向として、野良仕事(?)みたいに深く打ち込み過ぎてしまう人がいます。

ただでさえ抵抗が強い砂なのに、芋掘りやタケノコ掘りのように深く入れたら、抜けないのは当然です。

砂を爆発させるエクスプロージョンショットでも、爆発ちょい先までは振り抜かないと、ボールが飛び出すほどのヘッドスピードまで至りません。

私は、通常のショットと同じ入射角で打ちます。通常と違うのは、ちょっとだけクラブの最下点が下がるだけです。30センチ先までは振り抜きましょう!

ソールは飛行機の羽

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バンカーで使うサンドウェッジは、第2回マスターズ(1935年)のダブルイーグル(アルバトロス)でも有名な、往年の名手ジーン・サラゼンさんが発明したクラブです。

通常のクラブと異なるのは、ソールに大きなラウンド、つまりバウンスがあるということです(飛行機の羽の形から思いついたそうですが)。

このサンドウェッジならではの特徴を活かすことが重要です。

ボールを掘り出そうとして鋭角に打ち込むと、このバウンスが十分に活かせません。

飛行機の羽が空気に乗るように、砂をかき分けてヘッドを走らせるのが有効なのです。

上げようとし過ぎていないか?

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自分の背丈ほどもバンカーの高さがある場合ならいざ知らず、グリーン上が見えるくらいのアゴの高さなら、そんなに高く上げようとしなくても、十分にクリアできる高さにボールは上がります。

必要以上に上げようとして、逆にすくい打ちになってクリーンに当たってホームラン! みたいなことになっていませんか?

ロフトを信じてレベルブローに打ったほうが、砂の取り過ぎも防げて、スピンも効きよく止まります。

ちなみに、私のバンカーショット!

この日は河川敷でバンカーも深くないので、ウェッジは51度1本にしましたが、ピンが近くでも、それほど飛び過ぎてしまうこともなく、十分高さも出ました。

通常サンドウェッジは、56~58度くらいロフトがありますが、ヘッドスピードの出ない人や、砂を多く取り過ぎてしまう人は、ピンまでの十分な距離が出なくて、もう一度バンカーみたいなことが多く起きがちです。

アゴの高くないバンカーなら、もう少しロフトの少ないウェッジで打つのもオススメです。

ちなみにセベケンさんは、バンカー大好きです!

幼稚園の頃からかな?←そりゃ砂場遊びだろ! (^^ゞ