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ゴルフスイング

おっ3

悩んだ時は逆戻りスイングで動きを確認してみよう!

世界ランキングNo.2(3月29日現在)のジャスティン・ローズの完璧なフィニッシュ!

フィニッシュは、言わずと知れたスイングのゴールです。きれいなフィニッシュは、良いスイングの結果ですね。

スイングに悩んでいる時は、フィニッシュも安定しません。

そこで逆転の発想!

スイングに悩んだ時には、フィニッシュからスイングを逆戻りしてチェックしてみると見えて来るものがあるかもしれませんよ!

持ち球の球筋とフィニッシュをチェック!

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あなたの持ち球は『ドロー』でしょうか? それとも『フェード』ですか?

スイングの軌道から考えると、一般的には以下の通りになります。

・インサイドアウト→ドロー
・アウトサイドイン→フェード

インパクト後にクラブヘッドがアウトサイドに抜けるとハイフィニッシュになり、インサイドに抜けると、低いフィニッシュになります。

持ち球が『フェード』なのに、ハイフィニッシュを取ろうとするとどこかに無理が生じます。

持ち球が『ドロー』の方が、低いフィニッシュを取ろうとする場合も同様です。

まずは、好調時のフィニッシュ、しっくりと来るフィニッシュを探してください。

無理のないフィニッシュを取れていれば、しばらくそのまま静止できるはずです。

バランスとフェース面を意識!

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フィニッシュが決まったら、トップまでのスイングの過程を逆にたどってみましょう。この時に、全体のバランスとフェース面をしっかりと意識してください。

フィニッシュでは、ほぼ左足1本で立っていると思います。

そのポジションから、上体が右回りしながら左腕が伸びてインパクトを迎えます。

その時は、フェース面が飛球線方向に正対していること、右肘が少し曲がっていることを確認してください。

さらに、トップに向かって行く動きの中で上体が先に戻る事を意識してください。

このドリルは『逆戻り』なので、先行するのは上半身です。トップに収まった時は、右足をしっかりと踏み込み、バランス良く立てていることを確認しましょう。

インパクトからトップの動き!

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もうすでにお気付きかもしれませんが、逆戻りスイングのインパクトからトップまでの動きは、通常のバックスイングと同じになります。

『ゴルフのスイングで最も重要な部分はトップまで!』

というプロやレッスンプロがたくさんいらっしゃいます。

しかし、静止した状態から動き出すため、バックスイングは難しくなると思います。

この逆戻りする動きの中では、静止した状態は、トップとフィニッシュだけです。

インパクトゾーンをクラブヘッドが通過する時は、一連の動きの中になるので、スムーズに動きやすくなると思います。

フィニッシュから逆に回るのが難しい場合は、インパクトの形を作ってから、トップまで逆戻りスイングをしてみてください。

この時、クラブフェースを固定物に当てて強いインパクトを作ってからお試しいただくと、面の意識が高まり、より効果的と思います。

繰り返しになりますが、バランスとフェース面の管理は忘れずに!