Gride

gettyimages/1028547292
getty

初心者

オニオンスライス

片方が良ければ片方は悪い!?ショットとパターの微妙な関係?!

「今日はショットがあまり良くなかったけど、パターの調子が良かったからなんとかスコアがまとまった」とか、逆に、「ショットの調子が良かったから、パターがもう少し入れば90を切れたのに!」みたいなこと、よくありますよね?

実は、この反省コメントにはとても合理的な理由が隠されているのを知っていましたか?!

先輩からの金言

getty

ゴルフを初めて間もない頃。先輩ゴルファーから、さまざまなアドバイスをもらいます。

そのアドバイスの中には「そんなことわかってるよ!」と、つい言い返したくなるような意地悪なものもあれば、「なるほど!」とすんなり心に響くものも多く存在します。

筆者がちょうど100を切り始めた頃のラウンド終了後、レストランでスコアカードを見ながら前出の言葉をつぶやきました。

「今日はショットの調子が悪くなかったから、パットがもう少し入ってくれればベストスコアが出たのになぁ…」

それに対して、当時よく一緒にラウンドをしていただいていた先輩ゴルファーからのお言葉がまさに「目から鱗」で、今でも心に深く刻まれています。

「そりゃそうだよ! 良く考えてみろよ!」

getty

「ショットが悪い時はパーオンが少ないだろ? つまり、グリーン周りからのアプローチが多くなるんだよ! だから、必然的にパットの距離が短くなるのさ。だから『ショットの調子が悪い時はパットの調子がいい』ように見えるんだ。

逆に今日のお前みたいにショットの調子がイイ時はパーオンが増えるよな。でも、プロみたいに『ベタピン』のパーオンなんてそんなにあるもんじゃない。グリーンの隅っこでもオンはオン。

つまり、必然的にロングパットが多くなるだろ。だから『ショットの調子がいい時は、パットの調子が悪い』ように感じてしまうだけ!」

結局、先輩がいいたかったことは何かというと、

「それが、今のお前の実力なのさ」

ということでした。

まとめ

getty

その先輩からはゴルフを楽しむための極意を多く学びました。

「同じお金を払うなら、たくさん打ったほうが得じゃないか!」と、大叩きした筆者を慰めてくれたのもその先輩でした。

ゴルフに「タラレバ」はありません。18ホールをプレーして、出てきた数字があなたの実力。

ショットとパターの微妙な関係を知り、その日の調子に一喜一憂せず、大切な仲間と素敵な時間を過ごしてください。