『ゆったりスイング の勧め！』ヘッドスピードだけが飛ばす秘訣ではない！

最近、「『グリップは柔らかく握りなさい！』は、こうして身につけよう！」という記事を書きました。

男子プロのようにヘッドスピードが速くないアマチュアが、ドライバーで飛ばすためには何が必要か？

今回は、安定したドライバーショットのために必要な、「柔らかいグリップとゆっくりスイング」について、お話しましょう！

ドライバーが長くて、飛ばさないといけないと、力を入れていませんか？

私達は、ドライバーを持った時にどのようなことを考えるでしょうか？

ドライバーは、「飛ばさなければならない！」と考えたその瞬間に身体に力が入るでしょう。

ドライバーはできるだけ遠くに飛ばすためのクラブですが、「飛ばさなければ！」と意識して力を入れたら、逆に飛ばなくなるでしょう。

男子・女子それぞれプロや上級者のドライバーショットでは、力感は感じられません。

特に、女子プロなどは力が入っているのか？　と思ってしまうスイングをしています。

ドライバーで飛ばすには、ヘッドスピードが必要でしょうか？

(c)GettyImages/Yoshimasa Nakano

女子プロのヘッドスピードは、それ程速くありません。

むしろ、「こんなに遅いんだ！　でもどうして飛ぶんだろう！」と思うくらいの速さでしょう。

ビギナーのヘッドスピードと大差ありません。

それなのに、女子プロのドライバーショットが、明らかにビギナーよりも飛んでいるのはなぜでしょうか？

ここに、飛ばすための要素は、必ずしもヘッドスピードが速いことではないという事実があります。

もちろん、ヘッドスピードが速ければ飛ばすことができるというのは、男子プロの例を考えれば、それも真実でしょう。

しかし、ヘッドスピードが速くないビギナーが飛ばすためには、女子プロを見習うべきだということです。

女子プロが速くないヘッドスピードで飛ばせるのは、ミート率が高いからです！

ヘッドスピードが速くない女子プロが飛ばせるのは、ミート率の高さでしょう。

プロは、よく「芯を食う！」と表現される、ヘッドの芯に当たるショットを打っています。

これが、ミート率の高さにつながり、ヘッドスピードが速くなくても飛ばすことができるのです。

ミート率を上げるには、しっかりしたフォームと練習が必要でしょう。

我流ででき上がったスイング では、一定の限界があるかもしれませんが、練習で少しずつ向上するでしょう。継続した練習が必要です。

ある程度飛ばすには「ゆっくりスイング と柔らかいグリップ」が必要です！

ミート率を上げれば、女子プロのように飛ばすことができますが、これは容易なことではありません。

しかし、その他に少しでも飛ばすことができることがあります。それは、

★「ゆっくりスイング」
★「柔らかいグリップ」

です。

☆ドライバーはいちばん長いクラブのうえ、少しでも飛ばしたいと力が入るために、スイングテンポが速くなります。

ドライバーを持ったら、いつも以上にゆっくりとバックスイングを開始するくらいの気持ちでちょうど良いでしょう。

そして、切り返し後もテンポを変えずにダウンスイングをゆっくりにしましょう。

☆そして、ヘッドを走らせることが飛ばすことにつながりますが、これには柔らかグリップが欠かせません。　できるだけ、柔らかく握ることでヘッドが走ります！

以上の二つのことをやればある程度は飛ばすことができるでしょう。