よく「コンパクトに！」って言われるけど……。コンパクトスイングとは？！

スイングはコンパクトに。

これは、誰でも一度や二度は先輩ゴルファーからいただいたアドバイスではないでしょうか。

でもコンパクトなスイングって、いったいどうすればよいのでしょうか？

コンパクトなスイングの基本とは？

そもそもコンパクトなスイングってなんなのでしょう？

なんとなくイメージでコンパクトという言葉を使っていますが、その正体を正確に把握している人は意外と少ないのではないでしょうか？

そういう筆者も「なんとなく」派なので、あらためて考えてみました。

「大振り」の逆はコンパクトになるのか？

まず究極のコンパクトスイングを目指すには、真逆である究極の大振りのスイングをすればよいのでは？　ということで大振りの代表選手ジョン・デイリーの登場です。

言わずと知れた飛ばし屋のデイリーですが、彼のスイングトップは我々の目指すコンパクトトップの3倍くらい大きく見えます。

ところが、そのデイリーを笑っているアマチュアゴルファーの中には、デイリーをも上回る大振りをしている選手がなんと多いことでしょう！

自分のスイングをビデオに取って見てみてください。デイリーも真っ青の大振りをしていませんか？

デイリーの大振りは鍛えられたボディーと柔軟性に裏付けされた「究極の大振り」なので、とても素人がマネできるものではないのです。

まずはコンパクトなトップを心掛けましょう！

身体を使い過ぎないインパクト！

次に身体を大きく使ったインパクトはどうでしょう？

プロゴルファー、特に身体の小さい選手が飛距離を出すためにインパクトの際に大きく身体を使う選手がいます。

しかし、アマチュアゴルファーが同じようにやろうとしても、これもまた大変な技術を要します。

「ゴルフの基本はパター」を思い出して、できるだけシンプルにブレのないシャープなインパクトをイメージしましょう。

フィニッシュもコンパクトに？！

もちろんフィニッシュもコンパクトに！　と、言いたいところですが、ここだけは「大きくてもいいんじゃないか」と思っております。

勢い余ってヘリコプターのようにブンブン振り回すのはよくありませんが、コンパクトなインパクトの後は力を抜いてゆったりとストレッチをするように背中を伸ばし、大きなフィニッシュを心掛けることでスイングにメリハリが出て、見た目にも「上手そう」に見えるものです。

まとめとおまけ

最後に究極のコンパクトスイングをご紹介。

これは日本の企業が作成したコマーシャルなのですが、カンヌ国際広告祭でシルバー賞を受賞している有名なCMです。

動画はカンヌ国際広告祭バージョンですが、オリジナルのオチは「Need more room?」ではなく「そろそろ庭付き一戸建て？」となっております。

参考に…はなりませんよね。