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ゴルフスイング

PAR RUSH 01

ゴルフでの風との付き合い方!〜上達シリーズ第72回

季節は真冬になり、風が強い時期を迎えました!

皆さんは、風との付き合い方をどのように考えていますか?

先日は、たまたまラウンド当日の天気予報で、北風が強く吹くということでした。

今回は、ラウンドでの「風」との付き合い方を通じて、風について考えます!

ラウンド当日の風の予報は北の風、風速7メートル!

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風速7メートルというのは、「風が強いなぁ!」と感じる風速です。

それは、コース内の場所により、例えば風が通るような所なら、それ以上に風が吹くことがあるからです。

芝をつまんで飛ばした時に、ひらひらと散って行くのが3メートルくらいだとすると、5メートルは芝が横に流れていく風の強さです。

これが7メートルだと、相当風に持っていかれると覚悟しなければなりません。

アドレスに入った時に気になるくらいの風の強さです。

風の読みとクラブ選択!

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北風は、北の方向から吹きますが、ゴルフ場ではそれが一定の方向ではなく、回っていることが少なくありません。

「このホールがアゲンストだから、次のホールは横風になるよねぇ……あれ!またアゲンストだ!」ということも、多々あります。

また、グリーン上と次打地点の風の方向が違うこともあります。林が切れていたり、風が通っている場所などで、風向きと風の強さは異なります。

従って、コース全体の風向き、グリーン上の風向き、途中の風向きなどをすべて計算して、クラブを選択することになります。

この時に、アゲンストなどでどの程度クラブを上げて狙うか、またはフォローでどの程度下げて狙うかが重要です。

私は、芝をまいた時に斜め45度程度に芝が流れる場合は半クラブ分、真横に流れる場合で1クラブ分、それ以上の場合には2クラブ分調整します。

最終的なクラブ選択と風が強い状況でのスイングの注意点!

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私はスイングの時に、風と喧嘩をさせて狙っていくことは基本的にしません。

ある程度、風を計算して狙う方向を決めますが、その通りに風の影響を受けるかどうかについて、少し保険をかけていきます。

最悪でもバンカーなどのハザードを避けて着弾するようにクラブ選択をしていきます。

なお、注意しなければならないことは、フォローの風に乗るのではなく、逆に落とされてしまうことです。

フォローを考えてクラブ選択をしたのに風に落とされてショートするようなケースです。

また、風が強い時、特にアゲンストの時などは、どうしても力が入ってしまいます。

そんな時は、グリップを短く握り力が入らないようなアドレスをします!