初心者に読んでほしい　シンプルなゴルフスイングのこと

こんにちは、JGMセベバレステロスGC所属プロの宮下芳雄です。

今回はゴルフスイングについて紹介します。

現在、ゴルフ雑誌やゴルフ番組、さらにYouTube動画などで数多くのゴルフ理論や〇△□打法などが伝えられています。

巷にはゴルフスイングについて多くの情報が溢れているのです。

いろいろあり過ぎてわからなくなっている方が多いことと思います。

そんなこともあり、今回はシンプルにゴルフのスイングって何なのか？　をテーマに記事を書きました。

ではご覧ください！

ゴルフスイングは回転運動だ！

ずばり、ゴルフは回転運動です。

回転させる大きな部位は肩と骨盤の2ヶ所です。

じつはこの回転がスムーズに行えないと「手打ちスイング」「スムーズに見えないスイング」になってしまうのです。

数値的には、バックスイングで骨盤は45度、肩は90度回転するのが理想と言われています。

しかし、ゴルファー個々に柔軟性が違うこともあり、自分に合った回転角度を見つけることが重要だと私は考えています。

体の硬いゴルファーは無理に理想の角度まで回転させなくても大丈夫なのです。

体が硬ければ80度でもOK！

じつは無理に回転をしてしまうと「スエー」「リバーススパインアングル※」などのスイングエラーになってしまうのです。

柔軟性に合わせて肩・骨盤を回転させてくださいね！

※リバーススパインアングル……リバース（逆）スパイン（背骨）アングル（角度）

ゴルフスイングのパワーソースは腕でボールを叩くことだ！

腕はクラブを上下に振り降ろすことによりボールを叩く動作を行います。

具体的にはヒンジングと言われる肘の曲げ伸ばし動作と、手首の曲げ伸ばしを行うコッキングを使います。

実はこの動作により地面にあるボールを打つことができます。

さらにゴルフボールを強く打つことができるようにもなるのです。

結果として飛距離を多く出すことができます。

初心者ゴルファーはこの叩く動作を苦手にしている方が多く、すくい打ちになってしまい空振りやトップのミスが出やすくなるのです。

そこでお勧めの練習を2つ紹介しましょう！

1.ハンドハンマー（かなづち）で釘を打つ使う動作をイメージする
2.インパクトバッグ（練習器具）を使ったトレーニングをする

ちなみにインパクトバッグとは、ゴルフ教育の基礎を作ったG・ワイレン博士が「世界で最も効果的」と言っている練習器具です。

皆さんも叩く動作を身に付けて飛距離アップに挑戦してほしいと思っています。

回転運動と叩く動作を上手く組み合わせるにはどうしたらいいのか？

みなさんが知りたいのは回転と叩く動作をどうしたら上手く組み合わせることができるのか？　だと思います。

ゴルフの難しい要素の1つに、いろいろな動作を組み合わせなければいけないことがあります。

違った動作を同時に行うことは、ゴルフ初心者にとってはとても難しく感じるはず！

そこで私が提案したいのがアメリカのゴルフアカデミーでのレッスン方法です。

じつはアメリカの多くのゴルフアカデミーでは「手打ち」からレッスンを始めるそうです。

「えっ！」と驚く方も多いことでしょう！

つまり腕でボールを叩く動作を、さらにボールに当てる動作を最初にトレーニングをするのです。

まずは腕だけを使った手打ちでボールを打つ楽しさ、ボールが当たる感覚をつかむのです。

次に肩・骨盤の回転運動の練習をするのです。

腕でボールを叩く動作を作ってから回転動作の練習を行うことがシンプルなスイング作りの近道なのです。

ぜひ、みなさんもスイング作りの参考にしてみてくださいね！

以上、シンプルなゴルフスイングの説明と、そのスイング作りの方法を紹介しました。

ではまた次回Grigdeでお会いしましょう。