Gride

gettyimages/763175123
getty

ゴルフスイング

おっ3

冬のゴルフは、風を楽しんでしまいましょう!

寒波襲来(><)

暖冬と油断していたら、急に寒くなって来ましたね。みなさん、体調管理は万全ですか?

冬から春のゴルフは、風への対処がスコアメイクの鍵になりますよね。

敵に回すと厄介な風ですが、特性を理解すると、風の中のラウンドもまた楽しいものになるかもしれませんよ!?

本当に冬は風が強い?

getty

とある風力発電に関するデータを見てみました(決して暇な訳ではありませんが・・・)。

発電量は12月から2月にかけて上昇しています。ということは、この時期はやはり風が強いんですね。

風が強いことは確認できたので、次は覚悟です!

同じ方向に同じ強さで吹き続けているならば、まだ覚悟できます。

問題は、その強さも方向も次々に変化する風です。これは本当に厄介です。

しかし、これがこの時期の風の特徴でもあると思います。

風を利用する!(準備)

getty

この時期のラウンドに風が付き物ならば、喧嘩するより仲良くするよう考え方を変えてみてはいかがでしょうか?

そうです、利用してしまうのです。

そのためには準備が必要です。

・自身の持ち球(フック、スライス、高い、低い)を認識すること
・基本的には低い弾道でグリーンを狙う心構え
・アドレスをより安定させること
・決して大振りしないこと

低弾道のボールを打つことだけは日頃からの練習が必要ですが、その他の項目は、すぐにできると思います。

決して難しいことではありません。

風を利用する!(考え方①)

getty

持ち球を把握していれば、ティーグラウンドの立ち位置を変えるだけでも有効なコース攻略ができます。

例えば、持ち球がフェードの場合。

風が正面右から吹いているティーショットの際に、どう考えてどのようなショットをイメージしますか?

絶対に回避したいOBやペナルティエリアが右サイドにある時は、ティーグラウンドの左から思い切ってコースの左サイドを狙います。フェードしながら正面右からの風に向かうため、距離は落ちますがOBの可能性は軽減できます。

反対にOBゾーンなどが左側にある時は、ティーグラウンド右側から、フェアウェイセンターから右サイドを狙います。

風にぶつける角度が多少は浅くなるので、左から打つ時よりも距離は落ちにくいと思いますが、絶対にボールをつかまえにいかないでください。

普段通りのフェードが安全なエリアにボールを運んでくれます。

どちらの場合も、風の強さによって狙いは変えてくださいね。

どんな選択をしてコース攻略するのか、考える楽しさが増えると思いませんか?

風を利用する!(考え方②)

getty

グリーンを狙う場合は、バンカーや池との位置関係も考慮して『絶対に行きたくない方向』には風を利用して行かせないようにしましょう!

例えばグリーン右手前にバンカーがある時。

同じく正面右から風が吹いていると仮定しましょう。

フェードヒッターの場合は、迷いなくグリーンの左サイドを大きめのクラブで狙います。

普段ならば怖い位置のバンカーですが、風のお陰で回避できるかもしれません。

アマチュアは、アゲインストを嫌いフォローを好む傾向が強いと思います。

しかし、上から吹き下ろす風の場合は、フォローでも距離が出ません。

むしろ極端に距離が変わるフォローの方が怖いかもしません。

風の強さによってもその攻略方法は変わります。風によって、ゴルフはより頭脳戦になり、ゲーム性が高まります。

皆さんも童心に帰って、風と戯れるラウンドを楽しんでみませんか?