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日立3ツアーズチャンピオンシップ2018へGO!

12月9日、15回目の開催となった「日立3ツアーズチャンピオンシップ2018」が今年も千葉県のグリッサンドゴルフクラブにて開催されました。

ワタシ、プライベートのゴルフへ行くよりも早起きして行ってきました。

このイベントについてはたくさんのレポートが上がるとは思いますが、ちょっと違った視点でもレポートしたいと思います!

3ツアーズって何?

「3ツアーズ」ということでおわかりかと思いますが、「日本プロゴルフ協会(PGA)」「日本ゴルフツアー機構(JGTO)」「日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)」の男子シニアツアー、男子レギュラーツアー、女子ツアーの3団体のことです。

この3つの団体が団結して「チャリティ」を第一に「日立製作所」の協力の元に行われる今年最後のイベントが「日立3ツアーズチャンピオンシップ」です。

参加する選手は各ツアーの賞金ランキング上位者と推薦選手が選ばれツアー対抗戦として競技が行われます。

年度最後の「お祭り」的なイベントではあるものの、個人戦であるツアーとは違った団体戦ならではの緊張感と真剣勝負は、ツアーでは観られないプロの勝負を感じることができておおいに楽しめます。

競技方法は?

開催場所は千葉県の「グリッサンドゴルフクラブ」で、18ホールの中の9ホールを使って行われます(通常のラウンドで使用する18ホールから、9ホールをこの試合のためにチョイスして開催)。

ファーストステージとセカンドステージとして9ホールを2度プレーすることになり、ファーストステージは2人でチームを組み1組6名で「フォアボールストロークプレー」(各選手がプレーしチームの良いほうのスコアを採用する)を行います。

セカンドステージは2人でチームを組んで1組6名で「フォアサムストロークプレー」(各チームが1つのボールを交互に打ってスコアを採用する)で行います。

ファーストステージ、セカンドステージ共に9ホール終了時のチームの勝敗でポイントを決定して(※ポイント詳細はオフィシャルページ参照)合計ポイントで勝敗を争います。

9ホールでの開催ということで観戦がしやすくなるのも楽しめるポイントの一つです。

当日開催のイベントは?

オフィシャルサイトにも記載されているのですが、当日は「熱盛り!タケ小山プロと応援」「チャリティ抽選会」「チャリティメモリアルフォト」「チャリティパター」「ジュニアスナッグゴルフ体験」「LPGAジュニアゴルフレッスン」などが同時に開催されていて、普段ゴルフとは縁がない人や子供も楽しく過ごせるように工夫されています。

「熱盛り!タケ小山プロと応援」では、スタートティと9番グリーンでグリーンDJを務めていたタケ小山プロと応援しながらプレーを観戦する楽しみをナビゲートしてくれていました。

スタートティーではギャラリーも一体となって大きな声を出して応援したり、マイクパフォーマンスも行われたり大盛り上がりの中で選手はスタート。

1番ティーと9番グリーンを見渡せるパッティンググリーン周辺で「抽選会」や「パター」などがワイワイと開催されていました。

PGAの新しいジュニアイベントも同時開催

ファンが様々なイベントで盛り上がる中でしたが、ワタシが注目したのは「PGAジュニアリーグ」というものです。

この試みは、アメリカで2011年からスタートしているものなのですが、日本のPGAでは2018年をプレ開催として、2019年から本格的に「ジュニアリーグ」というものを実施することになったというのです。

参加資格は13歳まで、1チーム最大14名の男女でチームを作り、合計7チームで1リーグとして一定期間でリーグ戦を開催するというもの。

現在決まっているのは来年2019年12月の日立3ツアーズチャンピオンシップの会場で決勝が行われるということ。

千葉県リーグと兵庫県リーグが作られるようで、各リーグ総当たりでリーグ戦を行い、勝率の高いチームがリーグ優勝となり決勝大会でリーグ戦優勝チームが対戦するということです。

ゴルフの振興や発展を見据えたジュニアの育成やゴルフ体験を元に参加選手の「協調性」や「思いやり」などの精神を養い、ゴルフを楽しくプレーすることを知ってもらうことを目的として発足されるようです。

この「PGAジュニアリーグ」のプレ大会という形で2018年度は行われていて、その試合が今回の日立3ツアーズチャンピオンシップの会場で行われていました。

行われているのは知っていたのですが、パンフレットなどの案内には載っていなく「どのホールで」「どのタイミングで」このイベントが行われているのかがわからないままでした。

日立3ツアーズ選手権で使用されない数ホールを使って行われていたようなのですが、あまりにひっそりと行われていたので気が付いた人はほとんどいなかったのではないかと思います。

告知することで見られることもあり参加しているジュニアのモチベーションアップなどにつながるとは思うのですが、ギャラリーが入ってしまった場合の安全面やジュニア達への配慮なども考えられた上での開催だったとは思います。

ただ、せっかくの機会ですしせっかくのチャンスなので、開催の案内で見学者を増やしたり、注目度を上げたり、本戦のプロが来る前の最終ホールだけでもプレーできるようにレイアウトすれば、参加しているジュニアは貴重な体験ができることはもちろん、その家族や周りの人のモチベーションアップなどにもつながるのではないかと思いました。