Gride

gettyimages/655362571
getty

ライフスタイル

ノザ@ゴルフライター

ラウンドでは「あの辺に打つ」が大切!的を絞り過ぎると心を消耗します

パターで素振りはしない派!

どうも~ノザ@ゴルフライターです!

さて今回は、「ラウンドではあの辺に打つ感覚が大切」をテーマに説明していきたいと思います。

あの辺に打つ? どういう意味? と思いますよね。実はこれすごい大切なことなんです。

ゴルフはメンタルがスコアに大きく影響します。

実際、一流のプロゴルファーは

・スイング専門
・体のケア専門
・コースマネジメント専門

と、上記のような多くの専門家と帯同していますが、他に「メンタル専門」の人をチームに迎え入れているプロも少なくありません。

こういう心理状況ならどうするべきか? プレッシャーが掛からないようにするには、どのような動きをすれば良いのか?

それほど、ゴルファーにとってメンタル管理は大切なのです。

今回のテーマはそのメンタルに重きを置いた話になります。メンタルな部分でスコアを落としている人に、当記事は役に立つでしょう。

「あの辺に打つ」という大雑把なイメージのほうが寄る

getty

結果から言うと、「あの辺に打つ」という大雑把な目標のほうが寄るという話です。

例として、ティーショットが成功して絶好な位置からのセカンドショットだとしましょう。グリーンは受けていて、奥は絶対にダメです(奥にはバンカーがあり、下りのパットが残るため)。

手前に付けて上りのパットを残したい。左の傾斜も入るので、ピン手前の右側に落としたいなとイメージを付けます。

もうこの時点でダメ。イメージし過ぎなんです。

毎日毎日クラブを握り、ゴルフのことばかりを考えるプロなら1~2ヤードの距離も操作すると言われています。しかし僕たちサラリーマンにそんな時間はないし、技術も付いて来ていない。

そんなレベルなのに、イメージが具体的過ぎるんです。

絶対とまでは言わないけど、そこまで細かくイメージしたって10球中何球打てるかって話じゃないですか。

イメージを細かくすることでプレッシャーも掛かるし、肩に力が入ってしまう。だから逆にミスを誘発してしまう。

目標は「グリーンに乗れば良い! できれば手前!」くらいのほうが寄るのです。

では次項よりなぜ的を絞り過ぎるとダメなのか、具体的な理由を3つ説明します。

1.プレッシャーが掛かる

getty

一番の理由はこれです。プレッシャーが掛かる。

「あの辺に打つ」と「あそこに打つ」ではまるでプレッシャーが違います。

僕たちアマチュアのレベルなら「あの辺」が妥当です。しかし自分のレベルに見合わず「あそこに打つ」と的を絞り過ぎると当然プレッシャーが掛かります。

自分で自分を苦しめる結果になるんです。

だから肩の力を抜いて、極力自然体で打てるように「あの辺でOK」と許容を自身に持たせる。

そうしないとどんどん自分を追い込んでしまいますから。

2.失敗する確率が上がって落ち込む(的が小さいから)

getty

的を絞った結果、グリーンに乗りました。しかしさっきの例で言うと、ピン右下狙いだったので仮にグリーンに乗っても奥だと「ミスショット」になる訳です。

狙った場所ではない訳だから。

通常ならパーオンだからナイスショットです。しかし実際は狙った的から外れたため、ミスショットに格下げになる。

こんな感じで、ミスショットが続く訳です。イメージのレベルを上げ過ぎることで、普段ならガッツポーズの結果が一転する。

ずっとうなだれる状態になってしまいます。

3.集中力を使い過ぎてバテる

getty

当然一球一球イメージをして打つ訳ですから、集中力が持つはずもない。

「あそこら辺でいいや!」と「あそこに落とす!」ではイメージも集中力も相当増すことになる。

そんな状態では1ラウンド持つ訳ありません。それにどうしたって後半は体力的にも疲れてきます。

体が疲れているのに小さい的に絞り、きめ細かなイメージを付ける。元気な前半なら良いですが、後半でこれをやろうとすると、スロープレーにもつながってしまいます。

集中力が下がればスイングにも影響が出ます。

ですから集中する1打はここぞという時に取っておき、それ以外はざっくりしたショットで良いのです。

これは決して諦めでなく、戦略です。ここぞという時のために温存しておく。

僕で言うと、集中力を使う場はパターが多いですね。ドライバーやアイアンはすべて「あの辺感覚」で打ちます。

まとめ・パターは特に「あの辺に打つ」が大切です

ということでまとめます!

ゴルフにおいて、ラウンドでは「あの辺に打つ」という大雑把な打ち方が良い結果を生む! 逆に「あそこに打つ」と特定するとミスを誘発するし、疲労が早まる!

以上になります。

この「あの辺に打つ」という感覚は、よくパターでおすすめされています。

カップの円周は108ミリと決まっていますが、カップを「1メートルの円」としてイメージし、その円の中に球が入ればOKとする、という考えです。

目標が大きくなり、「それだったら上手く打てそう」という感覚になる。難易度を下げることでメンタルも楽になります。

実際このイメージでパッティングをしているプロも多くいます。

これも上記で僕が挙げている「あの辺に打つ」と同じ考えです。特にパッティングの場合この感覚が大切だと思います。なにせスコアを左右するクラブですから。

ということで、ゴルフはあまり目的を明確にせず、「あの辺に打つ」という気持ちで挑みましょう。

それではまた!