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ゴルフスイング

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ヘッドスピードを上げて飛距離アップを目指せ!どんな練習方法がいいの?

ゴルフのヘッドスピードは、飛距離アップのために欠かせない要素の1つです。しかし、ただ闇雲にクラブを振り回していてもあまり効果が期待できません。

それではヘッドスピードを上げるためにはどうすればよいのか、効率的な練習方法をお伝えしたいと思います。

ヘッドスピードアップには重い棒状のものを振るのが効果的

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野球には、「マスコットバット」という練習用の重いバットがあります。スイングの力を付けるために使用されていますが、ゴルフにも同様に素振り用の重い「棒」が存在します。

ただスイングをするだけなので、簡単にできる練習方法ですね。

自然とスイングをするための筋肉が鍛えられるので、スイングの力を付けられるのがポイントです。

しかし、ただ重いものだけ振っていても力が付くばかりで、実はスピードは上がりません。この練習方法は「ちょっと軽いクラブと交互に振る」のがコツです。重たいクラブばかり振っていると、力はついても逆にスピードが落ちてしまうんですよね。

もう1つのコツは、軽いクラブは「思いっきり振る」のがポイントです。スイングスピードを出すことにすべてを尽くしてください。ちょっと軽いクラブでスピードを付ける動きを体に強制的に覚えさせます。

正しいフォームがヘッドスピードアップの第一歩

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スイングのヘッドスピードを上げるには、正しいスイングの習得が欠かせません。

ヘッドスピードを上げるためだけの練習法ではないものの、特に初心者の場合はフォームの崩れやバランスの悪いスイングがヘッドスピードの低下につながっていることがほとんどです。

グリップの位置やスタンス、手首が折れていないかなどをチェックし、正しいゴルフスイングを練習することが、ヘッドスピードを上げることにもつながっていくのです。

「ヘッドスピードが上がらない」と悩んでいるゴルフ初心者の方は、まずフォームの見直しから始めてみましょう。

体の「エンジン」を大きくすべし! 筋力トレーニングでヘッドスピードアップ!

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ヘッドスピードを上げるには、それ相応の筋力が必要になってきます。

一見するとクラブを持つ腕を鍛えればいいかと思いますが、特に鍛えるべきは体幹と下半身です。

というのも、無理に腕の力だけで飛ばそうとするとフォームが崩れる原因にもなりますし、いわゆる「手打ち」の状態に陥ります。また腕の筋肉は体全体で見ると大したウエイトは占めていません。

筆者の具体例で言えば、学生の頃は前腕を鍛えるアームカールでは約60キロ。胸を鍛えるベンチプレスでは約90キロでトレーニングをしていました。対して背筋トレーニングであるデッドリフトでは約190キロ。スクワットでは100キロを超える負荷をかけていました。

腕を鍛えても全体の影響としては少ないのがご理解いただけるでしょう。もちろんこれはアスリートの数字ではありますが、体力のない女性だったとしても、背筋などの体幹部や、下半身の力が体全体で考えたときに出力が大きくなります。

そのため、体幹と下半身を鍛えスイングを安定させる必要があるのです。

スクワットや腹筋、背筋などのトレーニングは、ヘッドスピード向上に欠かせない練習法です。

ヘッドスピードアップには軽いクラブを検討するのもあり

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普段なかなかトレーニングをやるような時間がない方もいるでしょう。またトレーニングで体を鍛えるのは、負荷をかけて長い時間の積み重ねをしなければならないため、そこまでしたくないという人も少なくありません。

そんな方は無理をしてトレーニングに励むのではなく、今使っているクラブを軽いクラブに替えてみるのも選択肢の1つです。

目安としては、ドライバーでヘッド重量が195グラム以下、クラブの総重量290グラム以下の「軽量」とされるドライバーを視野に入れてみてください。

軽いクラブに変更するだけで、ヘッドスピードが上がります。これまでオーバースペックなクラブを使っていた人には如実に変化が現れるでしょう。

ヘッドスピードアップへの道は一日にして成らず!

ヘッドスピードを上げるには、正しいトレーニング方法と地道な努力を積み重ねるのが効果的で、唯一の練習方法です。

なかなか近道ってありませんが、少しずつがんばっていきましょう。もちろんヘッドスピードを上げなくても飛距離を伸ばす方法はありますので、そんな情報をお探しの方はこちらをご覧ください!