利き目を意識してパットのボール位置を決める？

こんにちは、ライターのとやです！

みなさん「利き目」ってご存知ですか？

手や足に右利き、左利きがあるように目にもあるんですよね。

普段の生活で意識することはないと思うんですが、この利き目を利用してパッティングをすると、パットがより簡単になるとされているんです。

この利き目とパットの関係をちょっと見てみましょう。

まずは利き目を知ろう

最初になんでもいいので、少し離れた位置にある小さなものに焦点を合わせます。

時計や画鋲などなんでも大丈夫。

OKマークを作って輪っかの中からその対象物見ます。

そして左目を閉じてみましょう。

ボールがOKマークの指の中に見え続けていれば利き目は“右”。

OKマークの指の中からボールが外れていれば“左”が利き目ということになります。

見え方が違う左右の情報を脳が統合している

左右の目は見え方が違います。

2つの目が離れた場所にあるから当然と言えば当然です。

でも日常生活ではそれを感じないように、それぞれの目からの情報を脳が1つに統合しています。

で、パッティングの際ちょっと不都合なことが起こっているかもしれないんですよね。

例えば自分でシャフトを真っ直ぐ構えたとします。

このとき利き目で見た映像で真っ直ぐに調整していますよね。

それで利き目でない方の目ではどのように映っているか。

右目が利き目の人で考えた場合、両目で合わせたときはシャフトは真っ直ぐ（画像右）なんです。

そして右目を閉じてみると、ヘッドがわずかに転がり方向に傾いているのがわかります（画像左）。

そう、ハンドレートの状態ですね。

これを解消するには、まず自分のボール位置と、見え方にどれくらいの差（ズレ）があるかをしっかりつかんでおくことです。

動画や鏡でのチェックでボールとシャフト、見え方の相関関係を固定することです。

次にそれを再現すること。

これには体のセンターから少しずつ合わせていくか、どちらかの目で真っ直ぐ見える方を採用するか、など個人個人で細かな調整が必要になりそうです。

パットの方向性が定まらない方は確認を！

パットの方向性が全然定まらない、一度パットの調子を落としてからまったく入らなくなってしまった！

こんな話をよく耳にすることがあります。

もしかしたら、こんな症状が出ている方は技術的な問題ではなく、利き目を意識するだけで問題が解消される可能性がありますよ。

「利き目がどちらか」なんて普段あまり気にも留めないことですが、パッティングには大きく関わってくる要素なのかもしれませんね。