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LITTLE RED BOOK

賢く節約!?「今そこにある日用品」での練習法

皆さん、ゴルフの練習をしていますか?

ゴルフ練習器具は用途が特殊で生産量が少ないため、値段も割高なものが多いですよね。

しかしこれらを日用品で代用すると、ずい分安上がりに同等の効果を得られるのをご存知ですか?

今日は、日用品を使った、目からウロコのゴルフ練習法についてお話しします。

アドレスの「肩幅」を何で測っていますか?

ゴルフではよく「アドレスではスタンスは肩幅に合わせましょう」と言いますよね。

ところで皆さんは、自分のスタンスが肩幅に合っているか確認したことはありますか?

おそらく、ほとんどの人は適当に足を広げていますよね。

その結果、毎回スタンス幅が変わっているのではないかと思います。

そこで登場するのが、練習場の柱に掛けてある「ハンガー」です。

ハンガーは上着を掛けるものですから、横幅が「ほぼ肩幅」です。

ハンガーを床に置き両足の爪先に揃えると、7番アイアンの適正なスタンス幅になります。

ドライバーの場合は、ハンガーの両端を両足の親指の先に揃えるようにしましょう。

ハンガーを客観的な基準とすることで、自分のスタンス幅を確認しながら練習することができます。

これであなたのスイングの再現性が大きく向上するはずです。

ゴムホースでヘッドスピードを5メートル/秒アップ!

ドライバーでもっと飛ばしたい、もっと飛距離が欲しい。

ゴルファーなら誰でもそう願っています。

飛距離アップのためには、ヘッドスピードを上げなければなりません。

そのため「スイングするだけでヘッドスピードがアップする」といううたい文句の練習器具が多数販売されています。

特に最近は、柔らかくてしなりを感じられるスティック状の練習器具がよく売れているらしく、お値段も1万円前後と強気な価格設定になっています。

これなら中古のレディースドライバーを一本買った方が良いのではないかとも思うのですが、実はもっと安く、わずか数百円でヘッドスピードを上げる方法があります。

ホームセンターでゴムホースを1メートルのカット売りで入手してください(それより長くカットすると周囲に迷惑なのでご注意)。

柔らかいゴムホースをスムーズに振り切るには少々コツが必要で、それがトップからダウンスイングで適切なタメを作る上でも役に立ちます。

1メートルのゴムホースを3回全力で振った後、ドライバーに持ち替えてスイングすると、直前よりヘッドスピードが5メートル/秒アップします(当社比)。

ゴムホースの選び方のコツは、少し硬めでやや太め、内径32ミリ、外径38ミリのものがお薦めです。

アライメントスティックは朝顔の支柱で、ダフリのチェックは絆創膏で代用

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アドレスの方向性(アライメント)を確認するために、ゴルフ専用のスティックが販売されているのをご存知ですか?

プロゴルファーが、トーナメント会場の練習場で使用しているのを見たことがあるかもしれません。

このスティックも、ホームセンターで朝顔のツルを巻きつける支柱で十分代用できます。

お値段も10分の1以下です。

ついでに、ダフりのチェックは絆創膏でやってみましょう。

練習場のマットの上で、球の5センチほど後方に短く切った絆創膏を貼り付けます。

球をダフって打っている人は、アイアンのヘッドに絆創膏が絡みつきます。

この練習法で、ご自分が意外と手前からダフっていることに気が付くと思います。


日用品を練習に取り入れるちょっとした工夫で、これだけ練習方法の幅が広がるのです。

皆さんの明日のゴルフのお役に立てれば幸いです。