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ゴルフコース・練習場

PAR RUSH 01

“隠れ名門コース”を紹介するシリーズ第19回「塩原カントリークラブ」

今回は、東京近郊を離れて栃木県の「塩原カントリークラブ」をご紹介します。

栃木県北部の那須塩原市にあり、東北道・西那須野塩原ICからも近く、近接のゴルフ場として「ホウライCC」「西那須野CC」が隣接しています。

昭和44年(1969年)の開場で、設計は相山武夫。

塩原CCのほか、横浜CCや水戸GCなど数多くのゴルフ場の設計を手がけている人です。

そのコースの特徴は…

コースは北・中・南の27ホールでほとんどアップダウンのないフラットな地形に位置する林間コースです。

グリーンはベントの2グリーンで特にサブグリーンは本当に小さく乗せるのに苦労します。

各コースの両側には高い松が“入れてはいけないハザード”として林立していて、さらに各ホールのフェアウェイにもところどころに松が点在しており、ドライバーの落とし場所によってはフェアウェイでもグリーンを狙えないハザード的な役割を果たしています。

また、コースが平坦ですからヤーデージ表示そのままの距離があり、レギュラーティーから400ヤード前後のミドルホール(パー4)が多数あり、距離的にも難しさを倍増させています。

さらに、厄介なのは砲台グリーンで、しかも山からの“目”がきついため、傾斜と順目か逆目かの両方を意識しなければなりません。

*カートに各ホールのグリーンの目の方向を書いた資料がありますので、これを見ておくことが必要です。

このコースは「守ると攻める」をしっかりと切り替えていかないと攻略はとても難しいコースです。

今回は、中コース~南コースをラウンドしました。

練習場は距離もありしっかり練習できます!

練習場は、松林に囲まれており、コースの中でショットをするイメージです。

距離も250ヤードはあるでしょう。

少し緩やかな上りなので、距離は思ったほど出ません。

左端に天然芝があり、メンバーと思える方が芝の上からアイアンショットの練習をしていたので、この練習は最高だと思いました。

側には目土も置いてあります。これは大事なマナーです。

アプローチ練習場でグリーン周りの練習を…

大きな高いアゴのバンカーが付いたアプローチ練習場があります。

各ホールはバンカーに囲まれたところもありますので、ぜひこのバンカーの練習はしておきたいですね。

中コースからスタートしました

中コースは、ティーグラウンドの前に小さな池がある510ヤードの緩やかな左ドッグレッグのハンディキャップ(HD)2のロングホール(パー5)でスタートします。

このホールにもフェアウェイには木が点在します。

塩原CCの特徴であるさまざまなフェアウェイの障害物を避けながら、すべてのショットをピンポイントに打っていくことが求められます。

HD1の5番ミドルホールは、真っ直ぐなホールで距離は387ヤードですが、フェアウェイ左サイドとグリーン手前にある木をどのように避けていくかが試されます!

また、中コースには310ヤード程度のミドルホールも2ホールあります。

これはパーのチャンスがあると思いきや、ティーショットの落とし場所が狭くとても難しく、フェアウェイに打っていくことが一つのポイントになります。

もちろん、ピンポイントでフェアウェイに運べば、ご褒美があるでしょう!

2番と7番がショートホール(パー3)で距離も150〜160ヤード程度でそれほど長くないので、何とかパーを取っておきたいですね。

後半は南コースをラウンド…

南コースはレギュラーティーでも3,200ヤード程度あり、3コースの中では最も距離があり、難しいと言われています。

南コースも中コースと同様に500ヤードのロングホールでスタートします。

距離的にはそれ程難しくありませんが、フェアウェイに点在する木を避けながら、ドライバー(ティーショット)、セカンド(2打目)ともにピンポイントに打っていかないとパーオンは難しくなります。

さらに、グリーンは手前から奥に順目なので止まりません。

南コースでは、HD1の2番ミドルホールも難しいですが、HD2の7番ミドルホールが、距離が400ヤードを超えてしかも緩やかな上りでセカンドの距離が残るうえに、グリーンの手前に木が難しさを増しています。

また、HD6ながら8番のロングホールはフェアウェイに4本の木が横に並んでいて、その間を抜けてセカンドをピンポイントで打っていかなければなりません。

このコースもショートホールでパーを拾っておくことが必要です!

ラウンドを終えて…

27ホールですが、中→北→南の順に難しくなります。従って、北→南を回るのがチャンピオンコースということになります。

このコースの特徴は平坦で距離が長いこと、グリーンが砲台であることです。

ショットでは気を抜けず、グリーン周りでは上げるアプローチが必要、グリーンでは傾斜とグリーンの目の両方読まなければならない、という18ホールすべてで体と頭をフル回転しなければならず、ぐったりでした。

しっかりとボギーを取りながら、パーが取れそうなところで拾うということON・OFFを使い分けることが必要です。

ぜひ、チャレンジしてください。