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ライフスタイル

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10年以上のブランクを経て、ゴルフに再チャレンジするということ(3)

ろくに前に飛ばない現実の中、無謀にもラウンドの予定を入れて自らを鼓舞する。

せねばならぬ状況に自分を追い込んで、絶対復活してやる! と、くちびるを噛みしめる。

でも、この惨状……。

とてもじゃないが、コースに出られる感じはしない。

希望は、ラウンドまで三ヶ月ある時間だけ。

三ヶ月あれば…三ヶ月もあるんだ…大丈夫…継続と自分を信じるんだ…必ず未来の自分に出会わせてやるからな……。

お経のように唱えながら、毎日の自宅練習に取り組む日々が始まった。

アーニー・エルスのクラブじゃないよっ(笑)

2003年だったか? 当時飛ぶ鳥を落とす勢いのアーニー・エルス使用のドライバーが発売されると聞いて、行きつけのゴルフショップでカスタム発注したタイトリストのフルセット。

ウッド3本はまあ当たるものの、アイアンはまったく当たらない。

690.MB(マッスルバック)に、当時好きだったライフル6.5を入れてある。

まぁしかしこれがまったくしなりを感じず、木の棒を振っているみたいでまるでタイミングが取れない。

「練習にもならない……^^;」

かといって今の時代のフルセットを購入する資金もなく、自然に目線はオークションへ。

そして見つけました! 同じ690のCB(キャビティバック)に、当時の男子スタンダードシャフトのダイナミッゴールドS200が入ってる!

「これならしなるだろ~!」と、ライバル不在(笑)にて落札。

ついでに、高反発規制に引っかかるドライバーもルール適合モデルを見つけて落札。

ドライバー/335g 44.75インチ 5番アイアン/433g の2003年最新モデルが2017年に再臨!笑

いまどきのシングルさんをまだ目の当たりにしていない私は、道具だけは当時イメージのバリバリのシングルさんになったのでっす!笑

あ! パター忘れてる~笑

どんなにクラブがいっちょまえでも、パターがなけりゃゴルフにならない。

でも「当たらない!!^^;」と焦る自分にはパターは二の次三の次(笑)。

1メートルの距離に置いたコースターに向かって、当時使っていたピン、大型マレット、L字マレットの3本で各10発テスト打ち。

一番結果の良かったL字マレットで練習することに決定!

そして何よりストレッチ!

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オリジナルのストレッチを毎朝の日課にすると決めて実行。

あっちも硬い、こっちも痛い、と日々メニューが増える^^;

でも、少しずつ少しずつやわらかくなっていく。

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています(イチロー)」

な~んちゃって!!大袈裟だなぁ(笑)。