Gride

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初心者

Ryo

100切りするための、3つの具体策を教えます!

ゴルフを始めて最初に目標にするのが、100切りの方が多いのではないでしょうか。

私が100を切るまでの道のりでは、周りにいる上手い友人のアドバイスや、ネットでの情報などを自分なりに実践していました。

すぐに100を切れると思っていましたが、100切りまでいろいろ遠回りしました……。

今思えば、もっと簡単に100切りをできたと思います。

そんな私なりの3つの具体策、ぜひ参考にしてみてください。

8割ショット

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コースに行くと、どうしてもマン振り(力いっぱい振ってしまうこと)してしまう時があります。

練習場でマン振りしても、芯に当たるのなんてせいぜい10球に1球です。

ラウンド中にドライバーを振るのは、多くて14ホールです。

その内の10球に1球ですと、良くて1ホール、ほとんどが上手く当たらずにOBやチョロなどのトラブルとなります。

これは、100を切るのには相当痛手です。

振れる身体を作るために、練習場でマン振りすることは良いと思いますが、8割の力でスイングして、コントロールを養うことが必要だと思います。

これはアイアンでも共通です。

ラウンド時に、180ヤードが残ったとします。

「6番アイアンのマン振りで、当たれば届くから狙っちゃう!」なんてことありませんか?

練習場で、6番アイアンのマン振りで、180ヤードを狙った辺りに打てるのは、どのくらいの確率ですか?

100切りを目標にしている方だと、10球に1球、15球に1球くらいだと思います。

思いっ切り振って遠くまで飛んだ時はすごく気持ちが良いですが、ゴルフは飛ばすスポーツではありません。

特にアイアンは、正確性が問われる道具です。

まずは練習場で、8割の力でショットするスイングを徹底してください。

そして、コースでもその飛距離以上は求めないでください。

これが100切りの第一歩です。

グリーン周りのアプローチ

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スコアメイクで取り掛かりやすいのが、アプローチとパターです。

100切りが目標の方は、アプローチでだいぶスコアが変わってくると思います。

そんな方に簡単なアプローチをご紹介します。

プロツアーを見ていると、上げて止める、スピンを効かせて戻すなど、いろいろとアプローチの仕方がありますが、これはフェースを被せたり開いたり、打ち込んだり払ったりなど、プロだからできることです。

100切りの方が取り組むべきアプローチは、ピッチ&ラン!

これだけで十分です。

理想的なピッチ&ランは、キャリーとランが半々くらいです。

SW(サンドウェッジ)では上がって転がりにくく、PW(ピッチングウェッジ)ではランが多くなってしまいがちなので、その中間となるAW(アプローチウェッジ)を使うことをおすすめします。

ロフト角ですと50度前後のクラブから始めるのが良いかと思います。

クラブを短く持って、手首は使わず、左ヒジは伸ばしたまま、ボールに対して真っすぐ後ろに引いて真っすぐ前に振るという感じです。

その時に注意するのは、身体の上下左右の動きはしない、手首は使わない、ヒジを伸ばす、これだけです。

あとは、バックスイングの振り幅で、距離感を変えていけば良いだけです。

ライ(芝の状態)によって打ち方は変わりますが、基本的にこれだけでだいぶスコアが変わると思います。

ありがちなのは、距離が足りないと思って、打つ時に手首をしゃくってトップしてしまったり、膝を屈伸してダフってしまったりしてしまうことです。

一度、距離感、振り幅を決めたら迷いなく振ることが大事です。

パッティング

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スコアメイクで取り掛かりやすいのが、アプローチとパターの練習とお伝えしましたが、ドライバーやアイアンと同じくらいに、パターの練習をしている方はあまり多くはないでしょう。

100切りには、パターの数がかなり大きな比重を占めますので、しっかり練習しましょう。

簡単な練習方法としては、パターマットや家の絨毯でのパット練習です。

この練習は、コースのグリーンとは距離感がまったく違いますので、真っすぐに打つだけの練習です。

コースでいくらラインが読めても、真っすぐに狙った方向に打てなければカップインは難しいでしょう。

とにかく、強さはどうであれ、目標を決めて、それに向かって真っすぐに打つ練習をしてください。

真っすぐに打てるようになったら、ラウンド前にはコースに早めに行って、練習グリーンで距離感を身に付ける練習をしましょう。

距離感をつかむのに簡単な方法は、パッティングする時のスタンス幅と同じだけパターを振ると何歩分転がるのかを見ることです。

私の場合、パッティングの時のスタンスは肩幅くらいです。

9フィートくらいの速さのグリーンで、この幅(足の外側から外側まで)でパターを振ると8歩分くらい転がります。

同じスタンスで、足の内側から内側までで振ると6歩分くらい転がります。

このように、振った幅で何歩転がるか把握しておくと、ラウンド中にカップまでの歩幅を見れば、割と近いタッチはできると思います。


上記3項目の、8割ショット、ピッチ&ランでのアプローチ、歩幅パッティングで、100切りを目指しましょう!