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ゴルフ初心者がまず初めに練習したほうがいいクラブとその練習方法

「ゴルフを始めよう!」と思っても教えてくれる人がいなかったり、正しい練習方法が知りたいのにどうすればいいのかよくわからない。

そんな悩みを持つ方も多いでしょう。そんなゴルフ初心者が、最初にやるといい練習法を紹介していこうと思います!

STEP1:まずはショートアイアンを手に入れて練習場へレッツゴー!

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ゴルフを言えばドライバーが華ですよね。目にも止まらない速さでゴルフボールがかっ飛んで行くのを見るのは爽快そのものです。

でも初心者がいきなりドライバーの練習から入るのはおすすめできません。実際練習場に初めて行って、初めてドライバーを振ってもまともに飛ばない(当たらない)からです。

まずはショートアイアン1本あれば練習場で練習することができますので、これを手に入れることから始めましょう!

ショートアイアンとは9番アイアンやピッチングウェッジ(PW)あたりを指します。練習用と割り切って1本だけ中古クラブを買うのもいいですし、最初から好みのブランドやデザインなどでセットを揃えてしまうのもいいでしょう。

STEP2:スイングは振り抜かない! まずは「手打ち」で大丈夫!

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初心者はまず「手打ち」を練習しましょう。体の動きを使わず、手だけで打つ打ち方ですね。ボールを打つ動作で一番シンプルな練習法です。

この時、

・ボールを飛ばしたい方向に右手(右打ちの場合)のひらを向けるようにする
・アイアンのフェース(打球面)を打ちたい方向に垂直に当たるようにする
・下半身はベタ足で、腰の動きは使わない
・腕は固定させるイメージで、肩の動きでボールを当てる

の4点を意識しましょう。

強くスイングしてボールを飛ばすことは意識しなくて大丈夫です。まずは手打ちでボールをとらえる感覚を養いましょう。

STEP3:体の上下動を抑えてやってみよう!

初心者に限らず中級者以上でもたまに見られるのが「ダフり」。練習場などでも、周囲から「ドスッ」「ボフッ」といったダフり音が聞かれますよね。

これには

・クラブを振り上げる
・強く振ろうとして体重の沈み込みを使って動き始める
・その結果体が下がってダフる

という動きの連鎖が原因となっていることが多いんです。

「強く振ろう、遠くへ飛ばそう」という意識が邪魔をしてこのような上下の動きが出やすくなるんです。この練習法では力は不要です。

アドレスした時から頭、肩がその場に固定されているようなイメージを持つと余計な体の動きが少なくなります。

STEP4:ゴルフクラブにはフェースがあることを意識して!

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野球のバットなどと違って、ゴルフクラブにはフェースがありますよね。

クラブがボールに当たる瞬間、このフェースの向きによって飛ぶ方向が大きく変わります。しかし、初心者は「フェース」を意識していない人が多いんです。

フェースの向きがズレていると、自分が思っていない方向にボールが飛んで行くことになるんですね。

また初心者の場合、スイングに慣れていないため力が入らず、フェースが開いて(右を向いて)しまうことが多くあります。

アドレスの時の右手の面とフェースの面を合わせて、ボールに当てるイメージを持つようにしましょう。

このイメージは手打ちでも、実力が上がってきてフルスイングでも変わらないため非常に有効です。

まとめ

以上を意識して「手打ち」を実践してみましょう。

思いっ切り振り抜く感じは確かにありません。打球音も「カツン」というちょっと寂しいものです。

けれど何事も基本は大切ですので、初心者だからこそまず最初はスイングの土台をマスターすることから始めましょう。