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【打ち放題】or【1球打ち】?練習メニューで使い分け【1球打ち編】

前回は、【打ち放題】【1球打ち】で共通する最初の練習メニューと、【打ち放題】の練習についてお伝えしました。

今回は【1球打ち編】の練習メニューをお伝えします。

「打ち放題」「1球打ち」共通の練習(ストレッチ・ハーフショット)を終えた後、1球打ちの場合、あまり球を打たない練習をします。

主な練習内容は、下記の3点です。
・スリークオーターショット、フルショットの練習
・セットアップの練習
・ラウンドを想定した練習

【打ち放題】or【1球打ち】? 練習メニューで使い分けよう!【打ち放題編】

前回の記事はこちら↓

スリークォーターショット・フルショットの練習

ハーフショットではできるけど、スリークォーターやフルショットをすると出てしまうクセの修正をします。

スリークォーターからフルショットは、クラブが視界から外れ、フェース向き、プレーンがどのようになっているかわかりづらいので、動画を撮影してチェックすることをお勧めします。

スイングを一度止めて確認する方法もありますが、顔だけ動かしているつもりでも、前傾姿勢が崩れたり、スイング中に目線が動くクセがついてしまうことが多々あるので、注意が必要です。

イメージしたボールを打てない場合、何も変えずに打っても同じ結果になるので、スタンス(幅・向き)・ボール位置など1ヶ所だけ変更し、素振りを繰り返してから、1球打ちます。

グリップ・セットアップを変更する場合は、ハーフショットで確認した後、スリークォーター・フルショットを打つようにしてください。

セットアップの練習

【1球打ち】では、セットアップの練習も行います。

グリップ・セットアップ・スイングを変えると、どうしても打つのが遅くなったり、逆に打ち急いでしまったりします。

また、決まったルーティンでセットアップすると、プレッシャーが軽減され、スイングのリズムも安定し、結果としてショットも安定するので、決められたルーティンを練習するのは、とても大切なことです。

ラウンドを想定した練習

【アプローチの練習】
ラウンドを想定した練習なので、すべてターゲットを決めて1球だけ打つことが練習のポイントになります。

以前Gridgeに投稿した「出直し!アプローチ練習のプロセス」で紹介した「自分の物差し」を基準にし、どのクラブ・スイング幅で打つか明確に決めてから、打ってください。

それ以外に、ピッチショット、チップショット、低めにティーアップしたボールでロブショット、ボールを乗せたティーを打ってバンカーショットの練習をします。

【クラブを持ち替える】
これもラウンドを想定した練習なので、ターゲットを決めクラブを選択、決められたルーティンでセットアップし、1球だけ打ちます。

ミスショットしたらトラブルを想定し、リカバリーショット(低い球・高い球・インテンショナルフック&スライス)も打ちましょう。

過去にラウンドしたコース、これからラウンドするコースを想定すると、リアリティが増し、より実戦的な練習になると思います。

【打ち放題】or【1球打ち】どちらを選択するか

いかがでしたでしょうか。

2回にわたりお伝えした練習方法は、抽象的な内容が多く技術的なことには一切触れてませんが、練習を始める前に【打ち放題】か【1球打ち】を選び、それぞれの練習メニューをこなすだけで、漠然と練習するより、“何かが変わってくる”ことを感じると思います。

【打ち放題】と【1球打ち】を交互に練習するのも効果があると思いますが、スイングを良くしたい、インパクトを良くしたいと思っていらっしゃる方は、ラウンド前の練習以外は、【打ち放題】メニューを続けることをお勧めします。

ハーフショットばかりの地味な練習ですが(笑)、フルショットの練習だけ続けるよりアプローチもフルショットも上達するので、ぜひ、継続して練習してみてください。

私も未だスイングが安定しないので、【打ち放題】メニューの練習を続けてます。

頑張りましょう!