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ついに才能が開花か!?宮里優作選手についておさらいしましょう!

宮里3兄弟の一員として、アマチュア時代から大きな注目を集めてきた宮里優作。

今シーズンは選手としての活躍だけでなく、選手会長としての活動にも大きな期待が寄せられているなか、すでに2勝をマークして賞金ランキングトップを走り、全米オープン出場も決めるなど、選手として充実したときを迎えています。

そこで今回は宮里優作のプロフィールやプレイスタイルについてご紹介します。

(※記事中の数字は2017年5月25日現在)

弱点のない選手へと成長!

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宮里優作は1980年、沖縄県国頭郡東村に生まれました。

宮里3兄弟の次兄、宮里藍の兄としても有名で、ゴルフ一家の父のもとで3歳からゴルフをはじめ、多くのアマチュアタイトルを獲得しました。

東北福祉大学卒業後プロゴルファーとなり、現在はフリーで活躍しています。

そのプレイスタイルは2007年のドライビングディスタンスで3位になるなど大きな飛距離を武器としている一方、トータルドライビングでは1位を獲得しているなど飛ばしながらもフェアウェイキープ率が高く、まさに“飛んで曲がらない選手”です。

しかも今シーズンは、パーオン率13位、バーディ率2位と、2打目以降、特にアイアンの精度が増しており、またこれまで弱点といわれていた平均パット数も5位(昨年は73位)につけるなど、隙がなくなってきたといえるでしょう。

とりわけスイングの際に上半身のブレのない力強く美しいフォームは多くのゴルファーのお手本となっています。

1日で2度のホールインワン記録を持つ!宮里優作の戦績

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宮里優作が最初のタイトルを獲得したのは1998年の高校3年生の時、日本ジュニアに優勝した時です。

大学生時代には2000年から2002年まで日本学生ゴルフ選手権で3連覇、2001年には日本アマチュアゴルフ選手権でも優勝を成し遂げ、日本オープンゴルフ選手権競技ではローアマチュアを獲得しました。

大学卒業後プロ転向、それから苦難の日々が続きますが、2006年のPGAツアー、リノ・タホオープンでは史上初となる1日に2度のホールインワンを達成、日本だけでなく世界で大きな話題を呼びました。

2013年に遅ればせながら九州オープンでプロ初優勝、そして同年末、第50回 ゴルフ日本シリーズ JTカップで待望のツアー初優勝を飾りました。

その後は2014年に東建ホームメイトカップ、2015年にはダンロップフェニックストーナメントに優勝と、着実にその実績を積み重ね、今シーズンに入って中日クラウンズ、日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯と2大会連続優勝と、ノリに乗っています。

日本ゴルフツアー選手会の会長という一面も!

宮里優作は2016年に日本ゴルフツアー選手会の会長に就任し、プレイヤーとしてだけでなく選手会会長としての働きにも大きな注目が集まっています。

それまでは1期1年だったのが2年となり、2017年も引き続き会長として活動中。

その活動は高く評価されています。

選手会の会長としては主にファンサービスの改革を行い、選手と観客が触れ合える機会を作ることを主なテーマとしています。

特に2016年の「日本シリーズ」の表彰式後にはイレギュラーでありながらファンが選手たちと写真撮影できる時間を設けたことが好評となりました。

次代の日本男子ゴルフ界を支えるプレイヤーとしてだけでなく、日本男子ゴルフの人気低迷からの脱却を成し遂げる存在の一人として大きな期待が寄せられています。