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ゴルフウェア

PAR RUSH 01

【これは盲点】ゴルフシューズのスパイクを掃除していますか?

写真はフットジョイのシューズですが、このシューズのように、現在はソフトスパイクのシューズが主流です!

ところで、皆さんはスパイクの裏側に関心を持っていますか?

昔の靴の裏側は鉄の鋲が出ていました!

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今は柔らかいプラッチックのスパイク鋲が付いていますが、昔は金属製の鋲が付いていました。

錆びることはありましたがあまり減ることもなく頑丈でした。

しかし、今の靴に付いているスパイクは、アスファルトのカート道路が整備されたことにより、その上を歩く頻度とともにプラスチック製のスパイクの爪が減ることが多くなりました。

ゴルフシューズの手入れはしていますか???

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ゴルフシューズの手入れをしている方は多いと思いますが、靴の表面の甲の部分や脇だけで、裏側はラウンドを上がった時にエアーガン(空気が勢いよく出てくる機械)で砂や芝などを落す程度でしょう。

しかし、こうして使用したまま放置したままにしておくと、後々大変なことになるということをご紹介します。

プラスチック製のスパイクを取り替える苦労!

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現在の靴の裏側には、プラスチック製のスパイク鋲が付いていますが、簡単に外れないようにロックで締まっています。実は、これが厄介なことなのです。

主な鋲の種類は以下のようなものですが、メーカーやブランド、製造年月などでも種類が違いますので、交換する場合には今付いている種類を必ず確認しましょう!

★Q-LOK SYSTEM
★TRI=LOK SYSTEM
★ミリサイズ

新しい靴はスパイクを外してもらえばわかりますが、専用レンチを使えば比較的簡単に外れます。

しかし、長期間の使用でスパイク鋲と鋲座の隙間に泥などが入り、これが固まってしまうと、いざ取ろうとしても簡単に外れないということになります。

こうなると、通常の器具では外せません。スパナなどの工具で外そうとするのですが、これが重労働で、翌日に筋肉痛になるほどです。

1足分18個ほどのスパイクを取り替えるのに2時間以上かかることもあります。

靴の手入れの際には、スパイクの手入れも忘れずにやりましょう!

このような大変な思いをしなくてもいいように、私はラウンド後の靴の手入れでは少しの手間を惜しまずにしっかりと手入れをしています。

靴の甲の手入れはもちろんですが、スパイクを全て外して順番に並べておきます。

そして、1足分全てを外し終わったら、靴の鋲座に付着した泥などを綺麗に落とします。

その後、スパイクを装着しますが、この時に前に入っていた場所から1箇所ずつずらしてはめていきます。

これは、足の重心のかけ方によるスパイクの減りがを偏らないように、つまり車のタイヤローテーションと同じ考え方です。

これを毎回やることは手間だと思われがちですが、長期間放置していた場合の手間に比べたら比較にならず、またスパイクも長持ちします。

こうして、手入れをすると、靴に愛着も湧き、大事にするようになりますよ!

皆さんも、ぜひお試し下さい。