Gride

gettyimages/636887316
getty

ゴルフスイング

とや

バンカー脱出のコツ、こっそり教えちゃいます

ボールがバンカーの中に入っているのを見るのって結構ショックなんです。

なぜかって?

そりゃ苦手ですから……。

ショットしたボールがバンカーに入ったかも? って思っても、実際に見に行くまでは「どうかバンカーには入っていませんように……」なんて祈るような気持ちになることも。

そんなバンカーが苦手なあなたは必見!

バンカーからの脱出のコツをこっそり教えちゃいますよ。

実はバンカーはそんなに難しくない!

getty

バンカーが苦手な方がバンカーに入れてしまうと“あるある”なのが

・ザックリも出るしトップも出る
・バンカーに入れてしまうと、すでに意気消沈
・ガッチガチに力が入っている

これです。

最初っから気持ちで負けてしまっているんですよね。だから力も入りますし、ザックリも出ればトップも出る。

そう、精神面でやられてしまっていますからとにかく安定しないんです。

ボールの乗っている砂の辺りを一緒に飛ばしてあげる、これができるだけで「バンカーからの脱出」そのものは難しいことではないんです。

極度に力が入って緊張している、ゲンナリしている、など普段通りのスイングができていないことが原因です。

フェースを開く、次にグリップする

getty

陥りがちなミスが、最初に足場を決めて、グリップし、それからフェースを開いてスイングに入ること。

これではスイング中にフェースの開きが元に戻ってしまうんですよね。

グリップしてからフェースを開くのではなく、フェースを開いたままグリップすること。

これが大切なんですよ。フェースを開く意味は、バウンス(ソールの出っ張った部分)を上手に使うためです。

ボールが乗っている辺りの砂ごと飛ばしてあげたいので、バウンスを上手く使えないとザックリになってしまいます。

それがフェースを開くことでバウンスを大きく使うことができて、自然に砂を薄く取ってくれるんです。

まずは飛球方向とフェース向きは考えず、フェースをしっかり開いてからグリップする。

これがひとつ目のコツです。

インパクトでスイングは終わり!

getty

ボールを高く上げてバンカーから脱出させたい!

バンカーに苦手意識を持つ方はそう考えます。するとフォローを思い切り高く上げちゃうんですよね。

すると、却ってヘッドが走らなくなり、上手にボールを打てなくなり、さらにスイングの再現性も低くなります。

それでトップが出たりザックリが出たりと、傷口をどんどん広げてしまいます……。

開いたフェースでバウンスはしっかり使うことができますから、小さいトップからボールのちょっと手前にバウンスを砂に当てるイメージで振りましょう。

そしたらそこでスイングは終わり。バウンスがしっかり砂に当たれば、反動で自然とヘッドは上に戻ってきます。

下半身はガッチリ固定!

(c)GettyImages/microgen

通常のスイングのように、飛距離を求めるような場面ではありませんよね。

なのにスクールなどの教えを守って「しっかり振らなきゃ!」と体重移動を使ってスイングをしてしまうと、バンカーからいつまでたっても脱出させてもらえません。

体重移動をせず、下半身はがっちり固定しちゃいましょう。

このとき左足体重にしておくと、余計な体重移動を防ぐことができますのでオススメです。

さらにバンカーから脱出したいと思うがために、高いボールをイメージしがち。

でもそこはグッと我慢して、「低いボールでもいいや」と心の中で言い聞かせましょう。

そうすることで体重移動や浮き上がりが減ります。

するとヘッドの上下動が抑えられますので、狙ったところにバウンスを落とすことができるようになってきますよ。

○フェースを開いてからグリップ
○バウンスをドン! インパクトでスイングは終わり
○下半身はがっちり固定

この3つこそ、バンカー脱出のコツなんです。

このコツをつかんでおくことで、バンカーショットに自信が持てるようになりますよ。

自信が持てれば気持ちにも余裕が生まれます。

涼しい顔でバンカー脱出を成功させようじゃありませんか。