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M2ドライバーの進化、変化。“16”と“17”どう変わったのか?

マスターズでセルヒオ・ガルシアが350ヤードドライブ。プレーオフの末、優勝。

ジャスティン・ローズもM2ドライバー使用。

トッププロが選んだM2ドライバー(17年モデル)。

基本性能は折り紙付きだが、16年モデルはタイガー・ウッズが使用するなど、“16”と“17”、何がどう進化し変化したのか?

それでは行ってみよう!

※各モデルの重心の数値はALBA.Net(http://www.alba.co.jp/gear/column/article?title_id=36&id=618)より引用

M2ドライバー(16年モデル)

タイガー・ウッズが使用した事で、人気爆発。

ヘッド性能はすばらしいものがある。

中弾道、極低スピンのヘッドですが、ヘッドのスペックは下記の通り。

重心距離 36.6mm

重心角  24.3度

重心深度 19.6mm

重心距離としては少し短めで、重心角は大きく、重心深度はやや長め。

この事から、捕まりがなかりいいヘッドと言えます。

M2ドライバー(17年モデル)

高弾道、低スピンのヘッドですが、ヘッドのスペックは下記の通り。

重心距離 41.5mm

重心角  22.3度

重心深度 17.2mm

重心距離としてはかなり長い、重心角は標準、重心深度はやや短め。

この事から、16年モデルに比べ捕まりを抑えたヘッドと言えます。

打ちやすい弾道

“16”がフェードヒッター向き、“17”がドローヒッター向き

といえます。

“16”がヘッドの捕まり性能がいいため、捕まったパワーフェードが打ちやすいといえます。

パワーヒッターが叩きにいくと、引っかかりやすいヘッド。

ヘッドで捕まえ、スイングで逃がす。

安定したパワーフェードが打ちやすい。

対して“17”の方は、重心距離が長いため、パワーヒッターが叩いても左に行きにくい。

安心してハイドローが打ちやすいヘッドといえます。

自分で打ってみた感想

はっきりいって、“16”、“17”どちらもヘッド性能がかなり高い。

分かりやすくいうと、ちょー簡単。

ヘッドの寛容性がかなり高い。ボールに当たれば、どこに当たっても真っすぐ、飛んでいく。

インパクト時に「あっ!」という感覚が、「あっ!」という結果になっていない。

“16”は確かに捕まりがいいので、やや左に行きやすい印象があり、楽に振って安定した弾道というイメージ。

ドライバーが捕まらない方は、“16”の方がお勧めです。

スイングのしっかりした方で、フェード系の球を打ちたい方も“16”の方がお勧め。

対して“17”ですが、私個人の見解ですが これめちゃくちゃいい! です。

もともと、私はドロー系のボールですので、かなりいい!が感想です。

アドレスした時も左に引っかかるイメージが無いヘッド形状。

叩きにいっても、引っかからず程よい捕まりのハイドローが簡単に打てる。

力んでスイングが早くなっても左にはいかない。

安心して振っていける。

そんなイメージです。

自分のスイング、持ち球で“16”、“17”を選んでもらえればいいと思いますが、どちらも非常に寛容性が高く、性能の高いヘッドと言えます。