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ゴルフスイング

とや

意外な盲点!?ボールを置く位置によってグリップを調整しよう!

普段皆さんアイアンの練習は何番で打ってますか?

ボクはずっと5番アイアンで練習しています。「長いクラブが打てれば短いのも打てる!」と言われてたからですね。

けっこうスイングも安定してきていいショットも出るようになってきたんです。

が、元々引っ掛け気味だったショートアイアンやウェッジが右に出るようになってきちゃったんですよね。

この症状が出ている、ボールを置く位置とフェース角の関係性とは?

ボールを置く位置はどうやって決めてますか?

(c)GettyImages/Natnan Srisuwan

いろいろな人がいると思います。

が、ボクの場合5、6番アイアンは体のセンター。

7、8番アイアンでボール半個後ろへ。

9番アイアンとピッチングウェッジ(PW)はさらにボール半個後ろへ。

それ以下のクラブはさらにボール半個後ろへ。

こんな具合です(他の皆さんはどうされているんでしょうか)。

そしていつも練習しているのは5番アイアンですから、必然的に体のセンターにボールを置いているわけですね。

なのでクラブが代わっても5番アイアンを基準にして体のセンターでグリップ、フェース角を決めて合わせていました。

そしてそのままアドレスしていたんです。

自分ではまったく気付かないうちにそうしていたようです。

ボールを置く位置はスイング軌道上にはあるけれど……

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もちろんボールとの距離は短いクラブになるほど近くなります。

これはライ角を合わせてアドレスを取りますから自然にできていました。

で、スイング軌道って半円を描いているじゃないですか。

体のセンターにボールを置く位置を合わせてしまうとどうなるか。

PWなんかを体のセンターでフェースを合わせて、そのままインパクトするであろう場所までヘッドを戻してあげます。

するとフェースが開いているではありませんか。

そこで違和感は感じてはいたんですが、開いたまま手首の角度を変えて合わせていたんですね。

ボールを置く位置が変わればグリップも変えたほうがいい

(c)GettyImages/vizion-photography

実際のスイングではフェースが戻りきっていない状態でインパクトしている可能性もあります。

実際にアドレスから手首の角度を変えてフェースをかぶせても、実際のスイングではきっちりそこに戻ってこない場合が多いんですよね。

そりゃ普段練習して染み付いたスイングがありますから、そのように動くわけです。

なので体のセンターでフェース位置を合わせてしまうと、実際のインパクト位置へヘッドを動かしたときにはフェースが開いてしまう現象が起きるわけです。

これがボクのショートアイアンやウェッジが右へ出るようになっていた原因でした。

そのためボールをインパクトする位置でフェースを合わせるようしたところ、この症状が改善しています。

番手を落としていくごとに、ほんの少しずつフックグリップにしていくんです。

番手ごとにスイングを微調整するのは難しい

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ボールを置く位置が固定の人は関係ない話かもしれませんが、実際にボールを置く位置を変えている人が多いと思います。

その度にスイングを微調整してショットをするのって難しいと思いませんか?

ボールの置く位置を変えただけで、あとは普段どおりの自分のスイングをすることで、狙った方向にボールが飛んでいく。

こちらの方が再現性が高く、自分でも自信を持ってアドレスに入ることができるようになってくるんじゃないでしょうか。

ボール位置によってアドレス後に手首で角度を合わせているゴルファーの方。

もしかしてショートアイアンやウェッジが右に出ることがありませんか?

ひょっとしたらフェース角を合わせているのはアドレスの時だけで、インパクトの時にはフェースが開いて当たっているのかもしれませんよ。