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知っていそうで知らなかった!?スコアの種類と名前の由来

ゴルフの中継でうらやましく眺めるバーディーやイーグル、ホールインワンより難しいと言われるアルバトロスなど。 スコアの名称は知っていても、その意味や由来はご存じですか?

この記事では、スコアの種類や名前とその由来について簡単に解説していきます!

1.ボギーとパー

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現在のゴルフでは、スコアの種類のひとつである「パー」は“規定打数”、「ボギー」は規定打数“-1”のスコアでホールを回った場合を言いますよね。

もともと、ボギーという名前の由来は、19世紀のイギリスの歌に登場する“オバケ”。

オバケ=なかなかつかまえられないもの=“いいスコア”という意味で使われていたという説があります。

その後アメリカでゴルフが流行した際に、共通の規定打数つまり“パー”が設定され、ボギーという言葉は次第にパーより1打多いスコアを指すようになったのです。

2.バーディー

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ホールの規定打数「パー」より1打少ないスコアの種類が「バーディ(birdie)」。バーディという名前は“小鳥”という意味をもっています。

元々は小鳥という意味ではなく1800年代のアメリカで使われていた俗語で、“すごいもの”“カッコいいもの”をbirdと言っていたことが由来です。

それがいつの間にか幼児言葉であるbirdieとなって、アメリカで使われるようになり、1900年代に入った頃には、世界中で定着しました。

3.イーグルとアルバトロス

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パーより2打少ないスコアを「イーグル(eagle)」と呼び、バーディ=小鳥よりも良いスコアであることから、より大きな“鷲”の名前がつけられています。

また、「アルバトロス(albatross)」は「パー」より3打少ないスコアの種類を指します。
アルバトロスとは“アホウドリ”の意味で、イーグルより更に優れているという意味で、鷲よりも大きな鳥の名が付けられたとされています。

アルバトロスは別の呼び名を「ダブルイーグル(double-eagle)」といい、アメリカでは後者の呼び方が一般的です。

4.コンドル

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バーディ<イーグル<アルバトロスときて、その上の-4のスコアには名前があるのかというと、もちろんあります!

パーより4打少ないスコアの種類は「コンドル(Condor)」と呼び、例えばパー5のホールでホールインワンしたときなどに用います。

そんなスコアが実際に出せるの?と思われるかもしれませんが、公式に残っている記録もあるようですよ。

また、アルバトロスに「ダブルイーグル」という呼び方があるのと同じように、コンドルは「ダブルアルバトロス」、「トリプルイーグル」などと呼ぶ場合もあります。

いかがでしたか? 普段何気なく使っているスコアの名称ですが、由来までは詳しく知らなかった方もいるのではないでしょうか?
由来がわかると、仲間とのちょっとした話の種にもなりますね!