Gride

https://www.instagram.com/callawaygolf/?hl=ja

ゴルフコース・練習場

つつけん

100を切りたい!90を切りたい!っていう人のためのバンカーショット講座

なにげにバンカー好きなつつけんです♪

プロのように、バンカーからピタッと寄せるには、やはり相当な練習量が必要だと思いますが、とりあえず脱出!とか、2パットでいけそうなところまで!っていう話でしたら、そんなに難しいショットではありません。

今回は、100を切りたい!っていう人から、90を切りたい!っていう人に向けてのバンカーショット講座です。

なんでバンカーショットは打ち方が違うの?

砂の上に乗っているボールは、ちょっとでもダフッてしまうと、クラブが砂に潜ってしまって、ボールがまったく飛びません。

かといって、グリーン周りの微妙な距離、5~30ヤードのショットを、ボールをクリーンに打って、なおかつ距離感と高さを出すというと、超絶技巧が必要になってしまいます。

そこで、そのくらいの距離だったら、ボールを直接打たずに、まわりの砂ごと打っちゃった方がカンタンじゃね?っていうのが、バンカーショットの発想ですw

サンドウェッジについて理解しましょう!

ここで問題になるのが、クラブが砂に刺さっちゃって潜っちゃって砂ごと打つどころか全然ボール飛ばねーじゃねーか現象です。

そして、この大問題を解決してくれるのが、特殊なソール形状を持つサンドウェッジなのです。

「バンカーでは、サンドウェッジのフェースを開け!」

よく耳にする決まり文句ですよね。

では、なんでバンカーではフェースを開くのでしょうか?

上の画像を見てください。

左のサンドウェッジの歯が少し床面から浮いています。

このソールの出っ張りをバウンスといいます。

一瞬、リーディングエッジ(クラブの刃の部分)から砂の中に潜りかけたクラブを、このバウンス(出っ張り)が砂の抵抗を受けて跳ね返り、潜り過ぎを防いでくれるのです。

では、右のサンドウェッジを見て下さい。

フェースを開く(上に向ける)と、バウンスがさらに出っ張ります。

つまり、フェースを開くことによって、砂の抵抗がより大きくなり、砂を薄く浅く削るように取る事ができます。

この辺の感覚がわかってくると、打ちたい距離や高さ、砂質の違いを、フェースの開き加減を変えて対応できるようになってきます。

基本的な打ち方のポイントです!

1)バンカーの、ボールに最も近くて低い場所からレーキを持って入る

2)打ちたい方向よりも、若干左に向いてスタンスを取る

3)足場を安定させるために、ササッと軽く足を埋める

4)ボール位置は普段のボール位置よりも、ボール1~2個分左

5)フェースを開いてからグリップ

6)スイングの大きさは、通常の距離感の3倍です!20ヤードなら60ヤード打つつもりで。

7)セットアップができたら、もじもじせずにサクッと打つ

8)持ってきたレーキで、足跡をきれいに均しながら退出

各項目の注意事項は次に説明します!

動画の女性、超基本通りでめちゃくちゃ上手いです!

動画はリンク先で見られます↓

各ポイントの注意事項を解説します!

1)バンカー入って、打って、出て、レーキ取りに行って、入ったとこと出たとこ均してみたいなドンくさいのはダメですw

2)どのくらい左に向くかは、フェースの開き具合や砂の取り方にもよるので、ここは経験値です

3)ぐりぐりぐりぐりやったらダメ。どんどんつま先上がりになっちゃいますよ。砂質も足の感覚でチェック!

4)ボールの手前を打つのですから、ボール位置はいつもより左です!それと、左に置かないとバウンスがうまく使えません

5)グリップしてから開くと、スイングの途中で必ず戻ってしまいます。開いたつもりになっちゃいます

6)フェースの開き、砂の取り方によって変わります。薄く取ると、スピンがかかるのでランは少なめ、多く取ると、スピンがかからずランが多めになります。90切り狙いは、2パットでいけるところまで出したいですね。

7)考えるのは構える前、構えたら迷わずに打つだけです

8)これができると、ラウンド慣れしてる感じでカッコイイ!

動画は、全然関係ないんですけどキンクミプロのバンカー失敗動画w

ちょっとカワイかったのでw↓

もっとも効果的な練習方法は

バンカーショットで最も大切なのは、フェースを開いてなるべく狙った位置にクラブを下ろす事です。

そうすると、バウンスが上手く使えて、脱出はおろか寄せることを考えられるようになります。

なので、もっともオススメな練習方法は。。。

ボールは使いません、バンカーに1本横に線を引き、その線をひたすら打つ練習です。

そんなこと?って思うかもしれませんが、たいていの人は、最初は10回打って線を打てるのは1~2回でしょうね。

なかなか打てないものです。

そして、バウンスを使えた時は、砂が薄く取れて、「パンッ」といういい音がします。

ぜひやってみて下さい!効果テキメンですよ。


ボールを置いてやるとこうなります!



片山晋呉プロのツイッターより↓