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貴方は大丈夫?ゴルフの格言から見るマネジメント

ゴルフの格言。

数々の偉大なプレーヤーたちによって残されたもので、「なるほど!」と納得させられる言葉もたくさんあります。

ゴルフのスコアを良くするには、コースマネジメントが大切なのは言うまでもありませんね。

ゴルフの格言からマネジメントについて見てみましょう。

貴方は大丈夫ですか?

ロングアイアンに怯えるゴルファーへ・・・

ゴルフを嗜む方にとってこの名前を知らない人はいないでしょう。

~アーノルド・パーマー~

“ロングアイアンに怯えてはならない。
ほかのアイアンでうまく打てるのなら、ロングアイアンで同じようにうまく打てない理由はない。
一般ゴルファーのもっとも大きな過ちは、ロングアイアンで打つときに他のアイアンよりも強く打とうとすることだ。”


今やバッグの中から消えつつあるロングアイアン。

現在では5番アイアンのことを差しているのでしょう。

普通にリラックスして打てば200ヤードくらい飛ぶのに、ついつい力んでダフったり引っ掛けたりしてしまうんですよね(汗)。

ナイスショット!こればかりを追い求めている

近代ゴルフの3巨人、と言われている1人の言葉です。

~ジョン・ヘンリー・テイラー~

“ゴルファーの最も崇高な目的は人を驚かすような素晴らしいショットではなく、ミスをひとつひとつ着実に減らしていくことである。”


ティーショットでフルスイング、しっかり当たれば男子プロゴルファー並の飛距離が出ることを自慢にしている方もいらっしゃいますよね。

ただそれでOBを繰り返していては全く意味がありませんよね。

フルスイングをしてナイスショットばかり追い求めていても、それがミスにつながってしまっては本末転倒。

ミスを減らして確実にカップインさせるショットを選択していくべきですよね。

ティーショットが曲がってイライラ、カップに蹴られてイライラ・・・

マネジメントというよりは、自分自身の感情をセルフコントロールすることの重要性を説いた格言です。

~ノーマン・フォン・ニーダ~
“ゴルフでは、怒りは最大の敵である。”


もう当たり前すぎてぐうの音も出ません・・・。

ティーショットが曲がって150ヤード程しか飛ばず、斜面へ。

イライラが爆発して、3番ウッドでフルスイングしてOB。

冷静になろう、と思っても時すでに遅し。

アマチュアゴルファーがスコアがボロボロに崩れていく要因の多くはこれではないでしょうか。

怒ってもひとつもいいことはありません。

パーオンの呪縛にとらわれるな

"プロ"としての競技ゴルフを確立させた伝説のゴルファーの格言です。

~ウォルター・ヘーゲン~
“3打で乗せて1パットでも、パーはパー。”


無理してパーオンを狙って、ガードバンカーに阻まれる。

ギリギリの距離を打たなければならず、引っ掛けてラフへ。

無理にパーオンを狙うからどんどん傷口が広がってしまうんですよね。

大怪我をする前に安全なところへレイアップして、ボギーオン。

それを1パットで沈めれば結局パーには変わりないんです。

戦略を立てるということは、自分のベストショットを積み重ねることではなく、確実な方法を選択してミスを出さないことが大切だ、ということを教えてくれていますね。

また1パットで沈められるよう、普段怠りがちなパットの技術を磨いておきなさい、ということも暗に示唆されているような気がします・・・。

いかがでしたか?

ゴルフの格言をいくつかピックアップして紹介してみましたが、普段のマネジメントで思い当たる節はありませんでしたか?

技術も大切ですが、考え方や攻め方だってスコアアップには必要なことなんです。

過去の偉人たちは我々のゴルフを見透かしていたんでしょうか(汗)。