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初心者

Gridge編集部

初心者ゴルファーがコースデビュー前に覚えておきたいグリーン上のマナー5選 

こんにちは。

冬はプレイ代が安いこともあって、初心者の方がコースデビューしやすい季節でもあります。

しかし、初心者の人たちがグリーン上で何気なくしてしまうことの中にも、実はマナー違反になってしまうことが数多くあります。

そこで今回はグリーン上で守りたいマナーを5つ紹介します。

これらのマナーをしっかり守れれば、ベテランゴルファーの人たちから不意に怒られて嫌な気分になることもなく、楽しくプレイできるでしょう。

グリーンを大切に使ってゴルフ場に来るみんなが気持ちよくゴルフできるようにと考えられている基本的なものばかりです。

みんなの楽しいゴルフのために、これらを覚えてからコースデビューすることをおすすめします。

1.グリーン上では足を引きずらない

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グリーン上で足を引きずると、せっかくコースやグリーンキーパーの方がキレイに育てたグリーン面を傷つけてしまうことになります。

最近では金属製の鋲(びょう)のシューズは見かけなくなりましたが、それでも滑り止めとなるギザギザがゴルフシューズのソール(底)にはついています。

グリーンが傷つくと、パッティングをしたときにきれいに転がらなくなってしまいますので、他のプレイヤーに迷惑がかかります。

グリーン上では足を引きずらないように注意して歩きましょう。

2.パター以外でボールを打たない

グリーン上では、パター以外のクラブ(ウェッジやアイアンなど)でボールを打ってはいけません。

写真の赤の点線で囲まれた部分が、パターしか使えない場所です。

1つめと同じ理由で、グリーン上でウェッジやアイアンなどを使うと芝生を傷つける恐れがあるので、パターを使いましょう。

芝生をいたわるのは、ピンの刺さっているグリーンだけではなく、目的外のグリーン(サブグリーン)も同じです。

プロの試合などで、サブグリーンからウェッジなどでアプローチをしているシーンをたまに見ることがありますが、あれは例外中の例外です。

サブグリーンにボールが止まったときは、通常はボールを拾い上げて、ピンに近づかない場所に無罰でドロップすることができます。

写真は、グリーン上で、ウェッジなどで打った跡です。

このようにグリーン表面の芝を削ってしまうと、修復するのに何カ月もかかってしまいます。グリーン上でパター以外のクラブを使うのは絶対にやめましょう。

3.グリーンマークを直す

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グリーンマーク(ボールマーク)とは、アイアンなどで打ったボールがグリーンに着弾したときにできた凹みです。

これも放置をしておくとその場所から芝が枯れてしまいます。

自分が作ったグリーンマークは、グリーンフォークで素早く修復するようにしましょう。

最初は土が盛り上がっている方向(ボール受けた側)から、それから反対側、左右側という順番でグリーンフォークと呼ばれる棒状の器具を地面に刺して、中心に寄せるようにして穴を埋め、最後にパターの底でグリーンマークがあったところを「トントン」と軽くたたいて修復完了です。

余裕があれば、自分が作った以外のマークも直すようにすると、同伴競技者から「あいつ、やるな」と思われること請け合いです。

4.グリーン上では走らない、飛び跳ねない

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プレイが遅れていたり、なかなかカップインできなかったりするとあせってしまいますが、グリーン上で走ると、やはりグリーンが傷んでしまうのでやめましょう。

また、バーディパットやパーパットが決まったり、自己ベストを更新したりした瞬間など、うれしい気持ちはわかりますが、飛び跳ねて喜ぶのはグリーンの外に出てからにしましょう。

この行動ひとつだけで、仲間からは「思慮深い人間だ」と思われることでしょう。

5.旗竿をグリーン内に置かない

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意外と盲点なのが、旗竿(ピン)です。もちろん、写真のように寝っ転がるのは言語道断です。

ピンは意外と重く、グリーン上に置くとそこだけ少し凹んでしまいますし、グリーン内に放り投げるなんてもってのほかです。

また、たとえグリーン外でも「バタッ」と倒すように置いてしまうと、同伴競技者がびっくりしてしまうなど、プレイの邪魔にもなります。旗竿はグリーンの外にそっと置くようにしましょう。

2019年からの新ルールでは、ピンは抜かずにカップに刺さったままでホールアウトできるようになりました。

ただ、「ピンは抜く派」「ピンはそのまま派」が混在しています。スタート前や1番ホールのグリーンで、「ピンは抜きますか?」と一緒に回る人に確認するのがよいでしょう。

まとめ

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これらのことをしっかり守ってプレイすれば、たとえあなたが初心者でも、スコアとは関係なく、ゴルフ仲間からは「あいつとゴルフをすると気持ちがいいな。またあいつとゴルフしたいな」と思ってもらえ、また誘ってもらえることでしょう。

ゴルフ場に来たみんなが気持ちよくプレイできるように、グリーンを大事に使って楽しくプレイしましょうね!