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そうだったんだ!目からウロコの冬用のクラブ選びの考えかた

夏と冬でクラブのセッティングを変えたほうがいいことをご存知ですか?

セッティングを変えるとして、どのように変えるのが正しいのでしょうか。

この記事では、冬用のクラブ選びについて、正しい考え方をご紹介していきます。

夏と冬、同じクラブだとどう違う?

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その日の体のコンディションで、クラブの重さが違って感じることはありますよね? では、寒い季節はどうでしょう?

実は冬場は、夏場に比べるとクラブを軽く感じることが多いといわれています。

なぜなら、冬の寒さで筋肉が普段よりも緊張しているからです。

また、夏場と冬場で同じクラブセットを使うと、厚着などでパフォーマンスが落ちる冬場は、どうしても飛距離が出にくくなってしまいます。

それでは、冬用のクラブ選びについて考えていきましょう。

冬用のクラブ選び(1)ロングアイアンの代わりにFW、UT

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厚着と寒さで体の動きが悪くなってしまう冬は、ヘッドスピードも落ちぎみに。

そうすると、ロフトが少ないクラブでボールを上げるのが困難になります。

そのため、冬場のゴルフでロフトの少ないロングアイアンを使いこなすのは夏場よりも難しく感じるはず。

冬用のクラブセッティングでは、ぜひ、ロングアイアンをフェアウェイウッドやユーティリティに置き換えてください。

どちらのクラブを使うかは、得意不得意やコースとの相性によって変えていけばOKです。

冬用のクラブ選び(2)ドライバーもロフト多めに

「冬場はロフトが少ないクラブが難しい」は、どのクラブでも同じ。もちろん、ドライバーにも同じことが言えます。

ヘッドスピードが落ちがちな冬場のゴルフでは、ドライバーも普段より高さが出にくくなってしまうのです。

試しに、ドライバーをロフトが大きいものに入れ換えてみてください。

ドライバーのロフトを上げると飛距離が落ちてしまいそうに思えますが、キャリーが増え、安定したショットが打ちやすくなるので、こと冬場のゴルフでは、平均した飛距離が伸びる場合が多いのです。

冬用のクラブ選び(3)重量は軽くしない方がいい

冬はからだが動かなくて飛ばせないから、シャフトを軽く……。

このように考えたくなりますし、ショップなどでこう勧められることもあります。しかし、冬場にクラブを軽くするのは実は危険。

厚着になる冬場は体を回転させにくいためバックスイングが浅くなりやすく、軽いクラブを使用したときに、ボディターンではなく手元で軽く打ってしまいがちに。

このような打ちかたはスライスを誘発します。

従って冬用のクラブは重いものがおすすめですが、重量のあるクラブの硬いシャフトは冬場は使いにくいもの。

鉛を少量ヘッドに貼って重さを調整してみてください。

重量が増えるだけでなくシャフトもしなりやすくなり、より効果的です。


いかがでしたか?

夏と冬では、クラブセッティングの考えかたが大きく違うのですね。

ぜひこの記事を参考に、ベストなセッティングを見つけてくださいね!