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【ウェッジ編】失敗しないクラブ選びのヒント

ようやく、気候もよくなりゴルフシーズン突入ですね!皆さんのラウンド回数も増える時期だと思いますが、ラフも伸びてますのでアプローチの際に思わぬ所で"ザックリ"なんてミスに悩まされる経験があるんじゃないですか?

そこで、今回はウェッジについてお話ししたいともいます。 上級者やプロほど、ウェッジを重要に考えています。では、何を基準にウェッジを選ぶのか?また、使い別けをどのようにするのか?等を中心にご説明致します。では、本編はじまりはじり・・・・

其の①、そもそもウェッジって何?

まず始めに初心者の方から出る質問でこれが結構多いです。確かに、アイアンの形なのにこれだけ呼び方が違います。

ウェッジには大きく別けて3つの種類があります。
①ピッチングウェッジ(PW)
②アプローチウェッジ(AW)
③サンドウェッジ(SW)
でロフト(フェイス角)によって呼び名を替えています。

PWは44度〜49度、AWは50度〜54度、SWは55度〜59度、番外編でロブウェッジ60度以上なんて種類も有ります。

重要なのは呼び方では無くロフト角になります。ちなみにウェッジの直訳は『くさび』らしく、打ち込むという意味なんでしょうね。

其の②、ウェッジには顔が色々ある

"顔が色々ある"ってどうゆう事??と思いますが、クラブ・特にウェッジでは構えた時に(ソール)の見え方を"顔"と呼んでおります。

フェイス面の見え方には『出っ歯』『ストレート』『セミグース』『グース』と種類があります。これはリーディングエッジという構えた時にボールに一番近い角の部分を指します。

『出っ歯』はシャフトよりエッジが前に出ており『ストレート』は、文字通り真っ直ぐ。『グース』はネックが曲がってますのでエッジもシャフトより奥まって見えます。

これは、プレーヤーの打ち方や構え方によって選びます!特にウェッジには顔(フェイス)の違いが大きく出ていますのでこの辺も気にしながら選ばれると面白いと思います。

其の③、ロフト(フェイス角)の選び方【アプローチ編】

その①で、ピッチング・アプローチ・サンドはロフト(角度)で別けられると話しましたが、では、それを選ぶ際に何を基準に選ぶか?

まずご自身のピッチングウェッジのロフトを調べます。例えば、ピッチングロフトが46度なら、基本的にアイアンの番手間は4度ピッチになっていますので50度がおススメです。

しかし、多くのショップやメーカーで販売されるアプローチの角度は52度が多く(最近はバリエーション豊富で49.50.51度なんて有ります)これは昔からの名残りで定番化されている所から来ています。

それよりもご自身のピッチング角度が重要で、それを基準に4〜5度ロフトの付いたアプローチウエッジを選びましょう。

其の④、ロフト(フェイス角)の選び方【サンド編】

アプローチの角度が決まれば、次はサンドウェッジ!しかし、サンドだけはアプローチと違い、もう少し違う角度から選びます。

先ず、角度ですが先程4度間隔と話しましたがアプローチの4度プラスでは、バンカーで使用する事も考えると少し使いづらいので、6度を目安にして下さい。

アプローチ角50度なら56度、52度なら58度という具合です。バンカー内では、多少ロフトがある方が使い易い為56、58になります。さらにサンドウェッジを選ぶ際にはバンス角というのも重要なポイントです。

其の⑤、バンス角とは何でしょう?

最後に、バンス角についてです。誤解が無いようにご説明しますと、サンドウェッジにだけバンス角なるものが付いているのでは無くどのアイアンにもついています。

"バンス・バウンス"は、『跳ねる』という意味から来ておりますので、球をリーディングエッジで地面から持ち上げたあとバンスで跳ね上げて高さを出す角度です。

ですので、バンカーで砂を多く飛ばして使いたい人は大きめのバンス(10度以上)あまり砂は飛ばさない人は少な目(8〜10度)がおススメです。

逆に地面(グランド)でサンドを使用した場合トップする事が多ければバンスは少なめがベストです。ラウンドの中で結構重要な位置を占めるアプローチ!

そこで使うウェッジですから自分に合うクラブが見付かれば、まさに『魔法の杖』になる事間違い無しです。是非、ご参考にして下さい。

では、また次回! 押忍