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ゴルフスイング

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ナイスパットが連発できる!?パターの距離感の合わせ方は?

パターの距離感がなかなか合わずに、いつもスコアを崩してしまうという方はいませんか?

パターの距離感は、ちょっとした練習でつかむことができるようになります。

この記事ではパターの距離感が合う考え方や練習法をご紹介します。

パターの距離感の合わせ方(1)少しオーバーの距離感がベスト

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パッティングしたボールがカップインするための最低限の条件は“ターゲットにボールが届く”こと。

アメリカで行われたある調査によると、カップインの確率が最も高いのは【カップを15インチ(約38センチ)オーバー】する距離感のパットで、そのカップイン率が68パーセント、カップギリギリの距離感のパットでのカップイン率は8パーセントだったそうです。

ゴルフ初心者の人はどうしてもカップにちょうど到達する距離感でパッティングしがちですが、それだと確率が低くなるのです。

カップの先40~50センチくらいを狙う気持ちでパッティングするのが、パターで距離感を合わせるコツです。

パターの距離感の合わせ方(2)手で転がしてみる

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パッティングの感覚というのは、ボールを“打つ”というより“転がす”というほうが近いと思います。

そのため、距離感を合わせる感覚を身につけるためには、パターを使って打つ練習をする前に、自分の手でボールを持ってカップに向かって転がす練習をするのが効果的です。

ある程度距離を合わせられるようになったら、パターでボールを打つ練習に切り替えてみましょう。

手でボールを転がす動きを何度も繰り返し行ううちに、狙った距離を“転がす”感覚がつかめているはずです。

ラウンド中に実際にグリーン上でボールを転がすのはルール違反ですが、手だけ動かしてボールを転がす“フリ”をして、頭の中でボールがどのくらいのスピードで転がっていくのかイメージしてからパッティングをするのも、距離感を合わせるのに有効な方法です。

パターの距離感の合わせ方(3)片手パット

往年の名プレーヤーで、ローリー・マキロイやフィル・ミケルソンなどのコーチも務めるデイブ・ストックトンが唱える練習法をご紹介します。

(1)いつも通りにパターを構える。

(2)右手をグリップから離し、右手を左肩に軽く当てて押さえます。

(3)右手で左肩を押さえたまま、左手1本でパッティングする。

左肩の高さを一定に、パターヘッドは地面に対して低い位置を保つようにして打つのがポイントです。

この状態で繰り返しパッティングの練習をすれば、パターの距離感覚を磨くことができるとのことです。

パターの距離感の合わせ方(4)歩数を利用した練習法

最後はラウンド直前に練習グリーンでできる練習法です。

まずは、自分のスタンス幅を振り幅にして打ちます。ボールが転がった地点までの歩数を計り、その日の基準としましょう。

天候やグリーンのコンディションで距離が変わるため、あくまでもその日のラウンドにおいての基準です。

スタンス幅を基準に大きめ、小さめに振った時の距離や上がり傾斜、下り傾斜で打った場合の距離も同様に歩測して、その日の距離感を合わせていきましょう。

ポイントは、腕や手で振らずに、肩の回転でストロークすることです。

肩の回転を意識して同じ振り幅でストロークすれば、パットごとの距離が安定し、距離感の目安になります。


いかがでしたか?

パターで距離感を合わせることが上手くなれば、スコアも安定します。ぜひこの記事を参考に、磨かれた距離感覚でグリーンを制しましょう!