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奇跡のゴルフを体現!?「ゾーン」に入ったプレーとは

「ゾーン」という言葉を知っていますか?

冴え渡った状況判断でナイスプレーを連発する選手などを指して「ゾーンに入った」などということがあります。

この記事では、ゾーンとはどういう状態か、ゾーンに入るにはどうすればいいのかをご説明していきます!

1.そもそもゾーンって何?

ゾーンという言葉は「ゾーンに入る」という使い方が一般的。

周りの雑音が聴こえなくなったり、物が止まって見えたりというような極限の集中状態のことをいいます。

ゴルフにおいてゾーンに入ると、パターラインがまるで描いてあるようにハッキリと見えたり、ショットの強さや弾道、ランの距離まで正確にシミュレーションできるというような、普段ではあり得ないほどに頭が冴え渡った状態になります。

その結果、神がかり的なプレーを連発することができたりするのです。

2.ゾーンに入るとどんなことが起こる?

ゾーンに入ると起きると言われている事例には、次のようなものがあります。

・周囲の雑音が静かに思える。
・次のプレー(距離やスイング、弾道など)が正確にイメージでき、迷いがなくなる。
・グリーン上でラインが明確に見える。
・世界から隔絶された空間にいるようなふわふわした感覚になる。
・気持ちが落ち着く。
・考えなくても自然と体が動く。

ゾーンに入った状態というのは、最高に集中した精神状態なので、緊迫感や緊張感を意外なほど感じません。ゴルフの悟りを開いたような状態と言っていいかもしれません。

3.ゾーンに入るにはどうすればいいの?

ゾーンに入るために必要なのは、自律神経のバランスを整えることです。交感神経と副交感神経が均等に働く状態が理想的です。

ゴルフのプレー中には交感神経が優位のため、常に緊張状態であるといえます。適度な緊張は集中を助けますが、ゴルフは1ラウンドに時間がかかるスポーツですから、神経を尖らせて集中を保ち続けるのは不可能です。

それではどうすればいいかというと、適度に息抜きして副交感神経を働かせることです。

ストレッチをしたり風景に目を向けたり、同伴者へ声かけをするなどして、時おり緊張を緩めてあげましょう。

特にストレスを溜めがちなミスショットの直後などには意識してリラックスしましょう。

4.「見ること」でゾーンに入る

よく「見る」というのも、ゾーンに入るのに有効な方法です。普段から訓練することで、ゴルフのプレー中にも集中を高めることができるようになります。

目の前にコップなどを置いて、10秒間まばたきをしないで見つめてみましょう。対象物を取り除いても残像が見えるのが目安です。

そうやって1つのものを注視する訓練をすれば、ラウンド中にも状況を注視することができるようになり、やるべきプレーだけに集中することができるようになるというわけです。

いかがでしたか?自在にゾーンに入ることができるようになれば、プレーに対する不安がなくなりますよね。

自由自在にというのは難しくても、せめてここ一番で集中力を欠かない方法を身に付けて良いプレーをしたいものです。