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リシャフトの参考に!正しいシャフトの選び方とは?

ヨネックスから世界最軽量のシャフトが発売されて話題になっていますよね。
力がない女性ゴルファーやシニアゴルファーにとっては朗報ではないでしょうか。

ただ軽ければいい、という訳でもありません。リシャフトをするに当たって、おおよその目安があるのをご存知ですか?
なんとなくフィーリングで選んでいる、という方はもしかしたら思わぬ落とし穴があるかもしれませんよ。

基本的には振り切れる範囲で重いシャフトがいい!

シャフトは軽ければ軽いほどいい、というわけではありません。
力は人それぞれ違いますので、人によって最適な重量は変化します。


軽すぎるシャフトだと、知らず知らずの内に手打ちになってしまいますよね。
そのため腕で余分な動きを作り出す原因ともなってしまいます。そのためスイングを崩すことにもつながってしまいます。

ギリギリ振り切れる重さであれば、腕で小細工をする余地は減ります。
さらに遠心力が働くので、スイングの安定性や再現性が向上します。

シャフト重量の大体の目安はどれくらい?

シャフト重量を見る場合、ヘッドスピードが大きく関係してきます。
ヘッドスピードとシャフトのしなり、特性が合ったとき始めてその性能を最大限発揮できることになるからですね。

ヘッドスピードとシャフト重量は
・40m/sで50g以下
・42m/sで53~58g
・45m/sで63~68g
・48m/sで70g以上

このあたりが基準になってきます。
もちろんヘッドスピードが上がることも考えられますし、スピードは遅くてもパワーのあるゴルファーもいます。

あとは実際スイングした感触と相談しながら決めていきましょう。

フレックス(固さ)に注意 表記は同じでも・・・

シャフトにはSやRといったフレックス表記がされています。

この表示にだまされないようにしましょう。
というのは、基準となる固さが統一されていないからです。

各メーカー独自の基準のため、メーカーが違えば固さが全然違う、なんてこともよくある話なんです。
ただ純正シャフトの方が柔らかめに作られている傾向にありますので、純正シャフトで「ちょうどいい」「ちょっと固いかな」と感じるゴルファーはリシャフトするよりもそのまま使った方がシャフトのしなりを上手に使える場合があります。
UST-MAMIYA(ユーエスティマミヤ) ATTAS(アッタス) ATTAS G7 シャフト モデルNo.6 フレックス S ATG76S キックポイント:ミッド シャフト重量:65g

トルクとキックポイントはどう選ぶ?

トルクはシャフトのねじれ具合の大きさ、キックポイントはしなる部分のことですね。

トルクは数字が大きくなればなるほどよくねじて、数字が低いものはねじれ幅が少なくなります。
ねじれが少ないほど弾道の打ち分けがしやすいのですが、シャフトが仕事をしてくれる範囲が狭くピーキーな性能になる特性があります。


またキックポイントは
元調子
・トップのタメを作らない(少ない)人
・力がなくシャフトのしなりで飛ばすタイプ

先調子
・トップのタメをしっかり作る人
・手元でコントロールしたい人、アイアンのように上からしっかり叩いていく人

このようなタイプが合います。


いかがでしたか?
シャフトの選び方は突き詰めると様々なこだわりが出てくるものですが、シャフト選びの参考にしていただけると幸いです。

まずは純正シャフトを使い倒して「物足りなくなってきたな」と感じたらリシャフトを検討してみましょう。