Gride

gettyimages

ゴルフクラブ

Gridge編集部

アマチュアゴルファーはどんなサンドウェッジを選ぶべきか!?

ゴルフ上達には寄せ(アプローチ)の技術向上が不可欠となります。

そこで、重要になってくるのがウェッジです。

その中でも特に重要になってくるのがバンカーやグリーン周りのアプローチで使用することが多いサンドウェッジです。

このサンドウェッジ、何気なく選んでしまってはいませんか?

サンドウェッジを選ぶ上で重要なこと

サンドウェッジを選ぶ上で重要なのはズバリ以下の点です。

・シャフト重量
・バウンス角
・ソールの形状(幅)

それではこちらを一つずつ確認していきましょう。

シャフト重量

まず、はじめのチェックポイントはシャフト重量です。

サンドウェッジに限った話では無いですが、ゴルフクラブは飛ぶ距離が短くなるにつれて総重量が緩やかに重くなります。

しかし、よくありがちなのが
・アイアンのシャフトが重くてウェッジが軽いシャフトになっている人。
・アイアンがカーボンで、ウェッジが重いスチールの人。

アイアンより軽いウェッジを使用すると、アプローチでトップが出やすくなります。トップが出始めるとそれを嫌って今度はザックリも出るようになります。

アイアンがカーボンでウェッジで急激に重いシャフトを使用すると、ザックリが出やすくなります。

一度シャフト重量を測れば、ある程度自分に合ったものが次からはわかるようになりますので、最初はフィッティングをして最適なシャフトを教えてもらいましょう!

バウンス角

続いてはロフト角です。

こちらは、何気なく「サンドウェッジって56度か58度でしょ」って選んでしまっていませんか?

確かにサンドウェッジと呼ばれるクラブのロフトは55度前後〜58度前後になる為間違ってはいません。

しかし、これだけでウェッジを選んでしまうのは危険です。ここで重要になってくるのがバウンス角です。

バウンス角とは画像のようにクラブを地面に置いたときにできるクラブソール部分の角度を指します。

では、バウンス角が大きい方がアマチュアゴルファーには向いているのでしょうか?

バウンス角が多いのが向いていない人もいる

アマチュアゴルファーにはバウンス角が多い方が向いているというのを聞く機会もあるとは思いますが、実はこれは一概には言えません。

具体的にはアプローチの時にフェースを開いたり閉じたりして打ちたい人にはバウンス角が大きいウェッジは合わない場合があります。

バウンス角が大きいウェッジでフェースを開いてしまうと、さらにバウンス角が大きくなりバンカーや芝から必要以上に跳ねてしまいトップしやすくなりますので注意が必要です。

ソール形状

最後はソール形状になります。

ソールも幅が細いタイプ厚いタイプがあると思います。
先ほどお伝えした、フェースを開いてアプローチやバンカーをしたい人以外はソール幅が厚めのものをオススメします。

ソール幅が厚い方がバウンスを活用する時にも設置面積が増えますのでバンカーやアプローチで脱出がしやすくなります。

まとめ

いろいろお伝えして混乱してしまったと思いますのでこのように覚えていただくといいかもしれません。

【フェースを開いたり閉じたりして打ちたい人】
・バウンス角10度以下
・ソール幅細め

【フェースの向きを変えたく無い人】
・バウンス角10度以上
・ソール幅厚め

【共通】
シャフト重量はアイアンに合わせるため最初は必ずフィッテングする


みなさんも、自分に合ったサンドウェッジを選んでスコアアップを目指してみてくださいね!