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マナーを守ってスマートに!ラウンド中の飲酒で気をつけること

ゴルフはプレー中の飲酒が一般に広まっている珍しいスポーツ。

ラウンド中の飲酒を楽しみにしている方も少なくないのではないでしょうか?
お酒は上手に飲めばゴルフを更に楽しくしてくれますが、付き合い方を間違えるとリスクも伴います。

ラウンド中の飲酒について気をつけることを以下にまとめてみました。

1.ラウンド中の飲酒はルールやマナーを守るのが大前提

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ゴルフは、ルール上飲酒が禁止されていません。

そもそも北国のスコットランドが発祥のゴルフでは、気付けのためのスコッチウイスキーが必需品とされていたのだとか。

あるスコットランド人が1ホール終えるたびにスコッチを飲み、1.5オンス瓶が空になったのが18ホール目だからゴルフは18ホールになったなんて説もあるほど、お酒とゴルフは古くから密接なんです。

とはいえ、飲酒には利点ばかりではないのも事実。

ゴルフ場によっては飲酒について独自のルールを設けている場合もあります。

ゴルフはマナーを重視するスポーツでもありますから、ローカルルールにはしっかりと気をつけることが必要です。

2.飲酒運転は言語道断

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ラウンド中の飲酒で気をつけることの中でも、飲酒運転はしばしば問題になり、ゴルフ場の規約に明記されていることも増えています。

ある酒類販売会社が発表した酔いがさめるのにかかる時間のデータがあります。
・ビール350ml缶1本→2~3時間
・ビール350ml缶2本→4.5時間

個人差はあるでしょうが、ランチで上記の量飲んだ場合、午後のラウンドの時間だけでは酔いはさめない可能性が高いといえます。

ゴルフ場で飲むアルコールは格別ですが、少量だし汗をかくから…なんて楽観せず“飲んだら乗るな”を徹底しましょう。

最近ではノンアルコールビールを用意しているゴルフ場がほとんどですので、ハンドルキーパーを確認して、運転する人はノンアルコールで我慢しましょう。

3.脱水症状に要注意

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ラウンド中の飲酒で気をつけることには“水分補給”もあります。

お酒は液体ですから、飲めば水分補給したような錯覚を起こしがちです。ですがお酒をいくら飲んでも実は水分補給にはならないんです。

アルコールを摂取すると、それを分解するために肝臓ではたくさんの水が必要になります。

その結果、摂取した以上の水が尿となって体外に排出されてしまい、体は脱水状態になるわけです。

そのような状態で高温の戸外に出たり汗をかく運動をすれば、熱中症になってしまいます。血液の流れも悪くなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高くなります。

ラウンド中に飲酒をする場合には、しっかりと意識して水分補給するようにしてください。

4.アルコールは運動能力や判断能力を低下させます

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ラウンド中の飲酒によって判断力や運動能力が鈍る可能性にも気をつけることが必要です。

お酒を飲んでフワッとした状態だと、足元や手元がおぼつかなくなり、ケガをしてしまうリスクが増えてしまいます。

更には方向を誤ってしまったり、クラブから手が離れてしまうなどして周囲にケガをさせてしまう可能性もあるのです。

スポーツ中だということを忘れず、量はほどほどに、飲酒時の自分自身の判断能力を過信しすぎないようにしてくださいね。

マナーを守ってほどほどに楽しめば、飲酒もまたゴルフの醍醐味のひとつです。

ご紹介したような注意点やリスクがあることを充分に理解して、紳士淑女らしくスマートにラウンド中のお酒を嗜みましょうね。