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ゴルフウェア

Kenjiiii

キャディ目線で見た!使いやすいヘッドカバー、使いにくいヘッドカバー!

最近は、ホントいろいろなヘッドカバーを目にします。

中には、これどうやって使うんだろう。。。って思っちゃうものから、これカワイイってものまで。

今回は、キャディ目線で見たヘッドカバーについてのお話です。

ただ、後半以降はほぼほぼ愚痴なので、セルフでしかやらないぜ!っていう方はスルーして下さいw

ヘッドカバーを発明したのは、なんと日本人なんです!

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1912年、鈴木商店(後の日商岩井)のロンドン支店長としてイギリスに赴任した高畑誠一氏が、知人の勧めでゴルフをはじめ、たちまちその虜になったそうです。

すぐに名門クラブのメンバーになり、クラブは腕のいい職人に特注するほどに。

そして出来上がった木目が美しいパーシモンヘッドに感動し、それをどうしても傷つけたくないとあれこれ考えた末、お古の靴下をヘッドにかぶせてみました。

これが、ヘッドカバー誕生の瞬間でした!

その後、知人の妹さんに頼んで、黄色い毛糸で編んでもらったヘッドカバーをしていたところ、ゴルフ仲間の間でたちまち評判に。

しばらくして、メンバーだった名門クラブが販売する事になるというミラクルまでw

それから100年経った今、まさかこんな事になってるなんて、夢にも思わなかったでしょうね。

キャディがもっとも好きなタイプは。。。

ダントツで純正品です。

ヘッドカバーと中のクラブが一致していると、やっぱりわかりやすいんです。

カバーの掛け間違いや入れ間違い、渡し間違いなんかのミスも防げますしね。

特に、フェアウェイウッドやユーティリティなんかで、番手の付いていないカバーや、カバーと中身が別物だったりすると、一瞬「あれ?」ってなっちゃう事があるんです。

そして、そのタイミングのずれが、けっこう嫌がられるし、こちらも嫌なんですよね。

ただ、純正品の場合、使用率の高いクラブや、ゴルフ仲間とクラブがかぶっていたりした場合は、どちらかわからなくなってしまわないよう、ちょっとしたシールとか、なにか目印をつけておくと良いですよ。

ぬいぐるみ系ヘッドカバーはほどほどに。。。

ハッキリいうと、キャディはぬいぐるみ系が嫌いです。

キャラクター系でも動物系でも。

理由は、かさばる、入れにくい、番手がわからない、他のクラブを隠しちゃう、抜け落ちやすい、汚さないように気を遣う・・・などなど。

かわいいなーとは思うんですよ。

画像のバッグなんて、本当にカワイイと思うんです。

ただ、これが4バッグ揃ったら。。。。

実際に、女性ゴルファー4名の組についた際、全員が某有名な犬のヘッドカバーをしていて、目の前に同じ犬が20匹以上いるのをみて、めまいがしましたからねw

しかも、ウッドからアイアンまで全員同じクラブで、しかも同じモデル。。。

その日は、クラブの取り違えと犬の取り違えでパニックしまくりの1日でした。

「このわんちゃんと、このわんちゃんの違いが、なんでわからないのよ!!」

って、マジ切れされましたからね(´;ω;`)


外しっぱなしでいいよ!くらいの気持ちで使ってくれるならいいんですけど。。。

パターカバーについて。。。

パターカバーも、今では付けるのが当たり前になりましたね。

フェース素材が柔らかいものだったり、形状が複雑だったり、高価だったりと、その気持はもちろんわかりますし、自分も付ける派です。

ただ、これだけはいいたいです!!

カバーは自分で管理しましょう。

よく、カバーを「持ってて」とか、「カバーを外してから渡して」とか、「カバーを外してから渡して、打ち終わったらつけて!」とか言われることがあります。

ひとりならいいのですが、4人でやられたら、ポケットはパターカバーで満杯で、マーカーもグリーンフォークも取り出せませんし、他の仕事もしずらくなってしまいます。

今は、パターカバーキャッチャーとか、パターカバーホルダーという便利グッズがたくさん売っています。

みなさん自分で管理しましょう。

個人的に想う、理想のヘッドカバーは。。。

最初に書いたように、純正品がいちばんわかりやすくていいと想うのですが、やっぱりそれだと面白くないって思っちゃうのもわかります。

もし自分だったら。。。素材はやっぱりニットかな。

しかもちょっとそっとじゃ穴が空いたりしない、長く使える丈夫なニット。

ボンボンは小さめ、なくてもいいくらい。

ボンボンが大き過ぎたり、重かったりすると、垂れ下がって外れちゃったり、じゃまになったりするんですよね。

それと、これは絶対条件なのですが、シャフトの先の方、キャディバッグからはみ出る部分まで、しっかり隠せる長さのもの。

短いやつは、アイアンのヘッドがウッドのシャフトにあたって、シャフトが傷ついちゃうんです。

深い傷だったりすると、打った瞬間、そこから折れちゃうこともありますから。


いつか誰か編んでくれないかなぁと、色んな人にアピールしてるんですが、未だにもらえる気配はありません。。。


いかがでしたか?

あくまでもキャディ目線の話でしたが、少しでも参考になっていたらうれしいです。